松井 洸

身体の専門家 理学療法士/主に運動器に関する専門知識を発信/最高月間22万PVのブログ…

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身体の専門家 理学療法士/主に運動器に関する専門知識を発信/最高月間22万PVのブログ「リハ塾」運営→https://riha-axis.com/

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記事一覧

膝の術後で良くならない方のポイントは2つ

リハ塾の松井です! 変形性膝関節症(以下、膝OA)は臨床でも多く担当する機会があると思います。 保存療法の方もおられれば、手術でTKAを施行される方もおられます。 TKA…

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松井 洸
1日前

起立時の膝関節の痛みの原因は3つ

リハ塾の松井です! 膝の痛みを訴える方は多くおられますが、同じ部位の痛みでも痛みが起こる状況は異なることがあります。 起立時、屈曲・伸展時、他動運動・自動運動時…

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松井 洸
2日前
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片脚立位ができないのは中殿筋の弱さ?

リハ塾の松井です! 片脚立位が不安定な場合、何が問題だと考えますか? 若手の頃の僕は「とりあえず、中殿筋が問題でしょ!」と決めつけていました。 ですが、中殿筋の…

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松井 洸
3日前

膝折れに対してどこを評価するべきかポイントを解説!

リハ塾の松井です! 歩行時に膝折れのある症例に対して、パテラセッティングや座位で膝伸展運動を指導していませんか? 僕も昔は膝折れにはそういった運動を指導していま…

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松井 洸
4日前
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腹圧を高めるためのポイント

リハ塾の松井です! 腹圧を高めることは体幹筋群の賦活に重要です。 起居動作、起立、歩行、各種ADLに影響を与え、四肢の動きの土台となるので、腹圧を高められるかどう…

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松井 洸
8日前
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肩関節の夜間痛における評価ポイント

リハ塾の松井です! 肩関節のリハビリで、安静時痛はないのに夜間痛が強くて困っているという症例いませんか? 夜間痛は夜寝ている時の症状なので、リハビリで評価する際…

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松井 洸
10日前
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運動療法の強度、難易度の設定に悩まないためのポイント

リハ塾の松井です! 臨床で運動療法を指導する場面は必ずありますが、こんなことありませんか? これってかなりあるあるだと思うのですが、正直これならPTじゃなくてもこ…

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松井 洸
12日前
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腱板断裂の痛み<3つの痛みの原因>

リハ塾の松井です! 肩関節疾患と言えば、腱板断裂が臨床では多く担当すると思います。 僕の周りの若手セラピストでもそうですが、肩関節疾患に苦手意識を強く持ってしま…

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松井 洸
2週間前

神経的な視点から運動器疾患を考える

リハ塾の松井です! 痛みや筋力低下・関節可動域制限などの機能障害は臨床では必ず対処しないといけません。 痛みに対してマッサージする、筋力低下を起こしている筋肉を…

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松井 洸
2週間前

肩関節リハにおいて脊柱の評価は必須

リハ塾の松井です! 今日は肩の可動域制限、痛みと姿勢、脊柱との関係について解説します。 僕は肩関節のリハビリでは、必ず脊柱の評価をします。 他動運動、自動運動で…

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松井 洸
2週間前
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ブリッジにおける股・膝関節角度の設定

リハ塾の松井です! 臨床において、下肢の特に股関節における殿筋群を鍛えるために、ブリッジ運動を指導することはよくあるかと思います。 ですが、その時の股関節や膝関…

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松井 洸
3週間前
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体幹伸筋群の運動療法!方法と注意点を解説

リハ塾の松井です! 今回は、脊柱起立筋・腰部多裂筋・腹横筋において、どんな運動で筋活動が高くなるのかを臨床でのポイントも踏まえて解説します! 同じ筋肉を鍛える目…

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松井 洸
3週間前
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ブリッジ運動における体幹筋群の活動

リハ塾の松井です! ブリッジ運動は臨床でもよく指導される運動療法の1つで、主に殿筋群を鍛える目的というイメージが強いかもしれませんが、体幹筋活動も起こります。 …

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松井 洸
3週間前

脊柱の評価にはカップリングモーションの理解が必須

リハ塾の松井です! カップリングモーションってありますけど、あれって実際に臨床でどう活かしたら良いか分からないことありませんか? 僕も正直、カップリングモーショ…

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松井 洸
1か月前

体幹筋群の活動を高めるコツ

リハ塾の松井です! 体幹の安定は四肢の動きにおいて必要、体幹の動きは各種動作において必要になります。 なので、体幹筋の活動が重要になりますが、臨床では難しい場合…

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松井 洸
1か月前
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運動器にも感覚入力が必要な理由

リハ塾の松井です! 普段は整形疾患を多く担当しているわけなのですが、整形疾患でも感覚入力は非常に大事だと感じています。 特に大事なのは「感覚入力と運動をセットで…

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松井 洸
1か月前

膝の術後で良くならない方のポイントは2つ

リハ塾の松井です! 変形性膝関節症(以下、膝OA)は臨床でも多く担当する機会があると思います。 保存療法の方もおられれば、手術でTKAを施行される方もおられます。 TKAを施行された方でよく悩んだのが、術後に順調に痛みが緩和し可動域も改善していく方とそうでない方の違いは何なのか。 これって結構あるあるだと思っていますがどうでしょうか? 順調な方は特に何も考えなくてもどんどん良くなっていきますが、逆に良くならない方は考えに考えてリハビリをしていても全然良くならない…。

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起立時の膝関節の痛みの原因は3つ

リハ塾の松井です! 膝の痛みを訴える方は多くおられますが、同じ部位の痛みでも痛みが起こる状況は異なることがあります。 起立時、屈曲・伸展時、他動運動・自動運動時、荷重時・非荷重時、階段昇降時などなど。 痛みがある部位がどこなのかを評価するのは当然ですが、どんな状況で痛みが起こるのか、再現性はあるのかないのかを評価することも同じくらい重要です。 今回は起立時に起こる膝の痛みについて、僕なりの考えを解説します。

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片脚立位ができないのは中殿筋の弱さ?

リハ塾の松井です! 片脚立位が不安定な場合、何が問題だと考えますか? 若手の頃の僕は「とりあえず、中殿筋が問題でしょ!」と決めつけていました。 ですが、中殿筋の筋トレで良くなる方もおられましたが、良くならない方の方が多かったです。 でも、そこで筋トレが足りないから、自主トレをしてくれないからとか、何かと理由を付けて中殿筋が問題だと決めつけて考えてました。 片脚立位が不安定な原因は中殿筋以外にもたくさんあるので、今日はその辺りを深掘りして考えてみました。

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膝折れに対してどこを評価するべきかポイントを解説!

リハ塾の松井です! 歩行時に膝折れのある症例に対して、パテラセッティングや座位で膝伸展運動を指導していませんか? 僕も昔は膝折れにはそういった運動を指導していましたが、良くなったことはほぼありません。 皆さんもそう思った経験あるのではないでしょうか? まず、歩行は抗重力位で、かつ、CKCの運動形態です。 対して、上記に挙げた運動はOKCの運動形態です。 なので、OKCでいくら筋力を発揮できてもCKCでも発揮できるとは限りません。 今日は歩行時に膝折れのある症例に対

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腹圧を高めるためのポイント

リハ塾の松井です! 腹圧を高めることは体幹筋群の賦活に重要です。 起居動作、起立、歩行、各種ADLに影響を与え、四肢の動きの土台となるので、腹圧を高められるかどうか、高めたまま動作ができるかどうかは臨床的重要なポイントの1です。 ですが、腹圧が大事!とは言っても、具体的な評価が分からない、難しいといった悩みはありませんか? 僕も大事だとは分かっていながら、具体的にどう落とし込んだらいいのか分からず、結局臨床では活かすことができていませんでした。 今日はそんな悩みを解

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肩関節の夜間痛における評価ポイント

リハ塾の松井です! 肩関節のリハビリで、安静時痛はないのに夜間痛が強くて困っているという症例いませんか? 夜間痛は夜寝ている時の症状なので、リハビリで評価する際には再現痛を検証できないところも悩むポイントですよね。 よくある指導としては、背臥位で寝る場合は肩~上腕の下にクッションを、側臥位で寝る場合は抱き枕のようにクッションを入れるというものがありますね。 ただ、これでも変わらず痛いという方が多いのも現実です。 本記事では、そんな肩の夜間痛に対して、これをすると症状

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運動療法の強度、難易度の設定に悩まないためのポイント

リハ塾の松井です! 臨床で運動療法を指導する場面は必ずありますが、こんなことありませんか? これってかなりあるあるだと思うのですが、正直これならPTじゃなくてもこれをやってくださいと言われれば一般の知識がない方でもできてしまいますよね。 ただ、特に若手セラピストにとっては悩む部分でもあると思います。 などなど、どういう基準をもとに指導していけば良いのか悩みますよね。 今日の記事では、なるべく具体的に運動強度の設定、運動強度を上げるタイミング、その判断基準などを解説し

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腱板断裂の痛み<3つの痛みの原因>

リハ塾の松井です! 肩関節疾患と言えば、腱板断裂が臨床では多く担当すると思います。 僕の周りの若手セラピストでもそうですが、肩関節疾患に苦手意識を強く持ってしまうというのをよく聞きます。 苦手意識がある理由は何なのか考えると、多くは「痛み」が出やすい、対処法が分からないという理由ではないでしょうか? 今日はそんな肩関節疾患の中でも、腱板断裂に焦点を当てて何故痛いのかという点を考えていきます。

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神経的な視点から運動器疾患を考える

リハ塾の松井です! 痛みや筋力低下・関節可動域制限などの機能障害は臨床では必ず対処しないといけません。 痛みに対してマッサージする、筋力低下を起こしている筋肉を鍛える、可動域制限を起こしている関節を動かす。 それも必要ではありますが、これらの機能障害は構造的な問題だけではなく、中枢神経系も含む、運動システムとしての問題と捉える視点も必要です。 運動器疾患だからと言って、神経的な視点を無視して考えていませんか? 運動器的な問題であっても、神経系的な視点でも考えることで

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肩関節リハにおいて脊柱の評価は必須

リハ塾の松井です! 今日は肩の可動域制限、痛みと姿勢、脊柱との関係について解説します。 僕は肩関節のリハビリでは、必ず脊柱の評価をします。 他動運動、自動運動でもですが、肩を挙上していくと、頚部が屈曲したり体幹が後傾したりする症例を多く経験します。 これはけっこうあるあるじゃないでしょうか? そんな症例はほぼ脊柱の機能低下があります。 なので、座位、腹臥位、側臥位などで頚部のコントロール、胸椎・腰椎の代償動作を観察すると、左右差があったり、偏った動きが見つかります。

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ブリッジにおける股・膝関節角度の設定

リハ塾の松井です! 臨床において、下肢の特に股関節における殿筋群を鍛えるために、ブリッジ運動を指導することはよくあるかと思います。 ですが、その時の股関節や膝関節の角度にこだわっていますか? ブリッジ運動と言っても、膝関節の屈伸角度、股関節の屈伸・内外転角度によって活動する筋肉は異なります。 なので、目的に応じて膝関節、股関節角度を設定することが必要になります。 今日はブリッジ運動における膝関節、股関節角度による筋活動を研究した論文を参考に、ブリッジ運動中の角度設定

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体幹伸筋群の運動療法!方法と注意点を解説

リハ塾の松井です! 今回は、脊柱起立筋・腰部多裂筋・腹横筋において、どんな運動で筋活動が高くなるのかを臨床でのポイントも踏まえて解説します! 同じ筋肉を鍛える目的で運動療法を指導していても、方法が違えば当然筋活動は異なります。 また、形は同じ運動方法であっても、代償動作が出たり、見た目にわかるくらい代償がなくても狙った場所に収縮が入っていないことも多々あります。 その辺も踏まえて読んでいただけるとためになるかと思います!

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ブリッジ運動における体幹筋群の活動

リハ塾の松井です! ブリッジ運動は臨床でもよく指導される運動療法の1つで、主に殿筋群を鍛える目的というイメージが強いかもしれませんが、体幹筋活動も起こります。 なので、ブリッジ運動ができない場合、殿筋群の弱さもありますが、体幹筋群の弱さがあってできないという場合も考えられます。 ただ、体幹筋の中でもどこが働くのか、ブリッジ運動にもいくつかバリエーションがあるため、どれを選択するのが良いか、その方の能力に応じて選択してあげることで、より効率良く運動療法をすることができるは

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脊柱の評価にはカップリングモーションの理解が必須

リハ塾の松井です! カップリングモーションってありますけど、あれって実際に臨床でどう活かしたら良いか分からないことありませんか? 僕も正直、カップリングモーションとかよく分かりませんでしたが、その特徴を活かすとむしろ評価しやすいことに気づけました。 そこで、今回はカップリングモーションの臨床での活用方法を解説します。 カップリングモーションは以前にも紹介したフライエットの法則の記事も併せて読むと理解が深まると思うので、併せて読んでみてください。 以前の記事はこちら↓

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体幹筋群の活動を高めるコツ

リハ塾の松井です! 体幹の安定は四肢の動きにおいて必要、体幹の動きは各種動作において必要になります。 なので、体幹筋の活動が重要になりますが、臨床では難しい場合もありますよね。 脳卒中による低緊張や過緊張、骨折後の痛みなどなど、適切な筋収縮を得たくても得られない場合の方が多く、そのような状態だと運動療法を指導しようとしても難渋することもあると思います。 そんな場合、体幹筋の収縮を少しでも上手く得るための工夫が必要です。 今日はそのための工夫を紹介します!

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運動器にも感覚入力が必要な理由

リハ塾の松井です! 普段は整形疾患を多く担当しているわけなのですが、整形疾患でも感覚入力は非常に大事だと感じています。 特に大事なのは「感覚入力と運動をセットで行うこと」だと思っています。 感覚入力だけでは不十分で、必ず運動を伴うようにしないと思ったような効果は得られません。 今日はその辺りを、視床や小脳の話と絡めつつまとめてみました。

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