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「確認」されると「正論」を言わなくてはいけない

はじめまして

メディカルソーシャルワーカーを中心としたひきこもり支援に関する任意団体「ひきこもごも」と申します。自分の こころを守る、自分らしく幸福に生きる、をテーマに学校では教えてもらえなかった、考え方、生き方を、真剣に考えています。

今回は「「確認」されると「正論」を言わなくてはいけない」という内容でお伝えします。

確認されると正論を言わないといけない


社会人の基本、「ほうれんそう」。

ほうこく
れんらく
そうだん

ですね。

まじめな人ほどきっちりとこなしていて、心底尊敬いたします。

正論を言いたいわけではない


ひとの下で働いている若い時期は、

なんでも上司や上長に確認をすることを当たり前とします。

当然ですね。

しかし、

人を管理する立場になると、実は少し「確認」について印象が変わってきます。

それは

本音
建前
言質
立場

さまざまな要素によって、

確認は 

「とにかくするべきもの」から、「上手に活用するもの」

に変容するからです。

やぶへび


やぶ‐へび【藪蛇】 〘名〙 (「藪をつついて蛇を出す」から) 余計なことをして、かえって災いを受けること

せっかくいまうまく機能しているものが、機能できなくなる場合がある。という話です。

確認されると、正しいことを言わなくてはいけません。

俗にいう「建前」です。

それは、あとで問題にならないように、であると同時に、

向かうべき方向性の開示、であるとともに

わたしはこの立場ですよ、という自己紹介でもあります。

そして部下が、その方針や実施方法を守らずに、問題になった場合、指摘しなくてはいけません。

しかし一方で、我々は成果をあげなくてはいけません。

そのため、我々はグレーな部分のチキンレースを宿命づけられています。


信頼関係と、きちんとしたフォロー手段があれば、リスクを取りたい。


管理者は、成果をあげることが至上命題です。

そのため、

中心人物に信頼を寄せていて(実績・実力・人格)

フォロー手段を持っている(レッドラインまでの対処ができる)場合、

建前と実態に、多少の齟齬があっても

突っ走ってほしいというのが本音です。

バナナはおやつに含まれますか?


「はい、おやつに含まれます。お弁当を持ってきて、袋をわけておやつを持参してください」

そんな指導を想像してください。

その確認をしたうえで、バナナをお弁当にいれて食事として勘定している生徒がいたら、問題になります。「先生!○○さんが!」となるかもしれません。「○○さん、先生、みんなの前で確認したよね?」といった具合です。

しかし

もし確認を事前にしない状態で、バナナをお弁当にいれて食事として勘定している生徒がいるとして、その子は別におやつを持参していたとして、それは問題になるでしょうか。まず、そもそもその状況に、だれが気付くでしょうか。また誰かから指摘があったとして、その○○くんに対して、厳しい指導がいくでしょうか。

管理者が欲しているのは平等や公平よりも成果です。

「問題を起こさないこと」は管理者を信じて任せて、我々は最大効率で成果を追ってしまっていいという考え方もあるのではないでしょうか。

今回は「「確認」されると「正論」を言わなくてはいけない」という内容でお伝えしました。
普段は明日使える日常のスキルを紹介しています。
「安心して後回しに出来るようにする」というテーマで暮らしを楽にする方法を考えています。あなたはどう思いますか?



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