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雑録:小説Xについて(0)

小説を書こうと、このところ妄想を逞しくしています。しかし現時点では野放図に湧き出す様々なアイデアが入り乱れ、もつれ合っているばかり。これらが一本の筋書きへと収斂するまでには、まだまだかなりの時間を要しそうです。

そこで、ならばいっそのこと、その過程、その彷徨う様をそのまま記してしまおうか? そうしていくうちには、自ずと終着点への道筋も見えてくるのかもしれない…などなどと、またしても安易な思い立ちに寄りかかることにしました。

もし仮に、作品のレベルにまでまとめ上げる試みに失敗しても、何も書かないよりはましでしょうし、万が一うまく仕上げることができたなら、それはそれで、また誰かが面白がってくれるのかも知れません。

もちろん後者を願っての船出ですが、果たしてどうなることやら。それは後日のお楽しみです。

※本編につづく