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めだか愛物語り

--ビオトープ。
もともとは自然の中に広がる「生きものの暮らす場所」の意味で、草地や森・池・川・海など、大小にかかわらず生きものの暮らしを支える場所。
日本では主にガーデニングの分野において、水辺の生態系を人工的に再現した場所のことを意味している。 広い庭や周りに自然がなくてもベランダなどのスペースを利用して身近に小さな自然生体系を作ること。

そのビオトープの住人として定番なのが、めだかさんなのです。しかし、めだかは『沼』だと言われている・・・!

ビオトープ1号

わたしは、もともと生きもののお世話をするのが大好きです。動物は心の友です。去年だったか一昨年だったか(もう記憶が曖昧でやばいな。笑)、14年も生きてくれたミニウサギが虹の橋を渡りまして、現在は猫が2匹と16歳になったチワワと一緒に暮らしています。

最初のビオトープ1号を立ち上げたのは今年の4月。ずっとやりたいなぁ~と思っていて、今のおうちに引っ越してから少し広さのあるお庭ができたので満を持してめだかをお迎えすることになりました♡
ビオトープの作り方はとっても簡単!まずは睡蓮鉢のようなある程度大きさと深さのある器を用意し、底に砂や石を敷いて、好きな水草を沈めたり浮かせたりして、生きものを住まわせる場合はカルキを抜いた水を入れる。たったそれだけ♪

ここに一番最初にやって来てくれた住人は、めだかのラメMIXちゃん達。MIXなので色々な種類の子がいて、幹之みゆき系、三色系、ゴールド系、だるま系の子などがいました。体長まだ2cmくらいの若魚でオスが多め。
めだかを育てるのはおそらく小学生以来だと思う。学校で飼育していためだかをもらってきたのかな?種類としてはヒメダカとかだったような。
現代のめだかってすごい進化してるんだよね!鱗がラメや光線でキラキラ光っていたり、ヒレが長く伸びてたりして、一重にめだかと言っても色も姿もさまざま。
改良メダカの奥は深い。原種めだかの突然変異を遺伝させて固定させて・・・ってことなんだろうけど、一体どうやって生まれたの?!って驚くような品種がい~っぱい。

めだかはわたしとの相性は最高にいいと思う!こんなに小さいのに生命力がめっちゃ強いんだよね!!
病気にかかりにくい、酸欠にもなりにくい、1週間くらいならご飯を食べなくても大丈夫、暑さや寒さにも強くて屋外で越冬もできる。環境さえよければ繁殖も簡単。寿命は2年くらいだけど、金魚よりも丈夫なんだよね。
動植物のお世話をするのは慣れてるし、上手な方だとは思うけど、わたしには繊細な氣質の子は合わないんだよな~。

ビオトープ2号

ビオトープ1号ができて間もなく、2号ができました。
こっちには、白めだか、紅帝めだか、オロチが住んでいます。紅帝めだかは鮮やかな濃い朱色をしためだかです。オロチは真っ黒なので、影に隠れられるとまじでどこにいるかわからない。
めだかの同居人としてドジョウも考えたんだけど、この程度の深さではおそらく脱走してしまうだろうと・・・(ドジョウは脱走の名人と呼ばれている)
なので、お掃除担当として数匹のミナミヌマエビが一緒に住んでいます。上からだと本当にいるのかどうか姿が見えにくいけど。めだかよりもエビちゃんの方が繊細なので氣を使います・・・。

ビオトープ1号・2号

こんな感じでこなれた水槽になって来ました。ビオトープの運営を始めて1ヶ月半になるけど、今のところみんな元氣に暮らしています!
水換えは1~2週間に1度、半分程度。この頃は水温が上がってアオミドロが発生しやすくなってきた。水草も増えすぎて容器が足らなくなってきてる~。日当たりのいい場所だから、梅雨明けしたら暑さ対策もしてあげないと。

ビオトープ3号

そうこうしてるうちにビオトープ3号が立ち上がりました。(笑)
お部屋が3つに仕切ってあるから、色んな用途で隔離できるため使い勝手がいい♪ 現在、左と中央のお部屋は繁殖のためのお部屋となっております。
右側には、親めだかのビオトープ内で運良く生まれてさ迷っていた針子ちゃんたちの避難場所になっています。誰の子かはわからないけど。基本的に、親めだかと卵・稚魚は隔離してあげないと食べられてしまいます。

フィンちゃん♂

ラメMIXで来てくれた子たちはみんな個性的で可愛いんだけど、その中でもひとり異彩を放つ子がいました。
この写真のオス。側面からだと体色がわからないけど背中が光っているのでおそらく幹之みゆきという品種? よく見るとこの子だけヒレが長いの!
フィンちゃんと命名し、今この子は中央の繁殖部屋でがんばってくれています。遺伝の法則とかはよくわからないけど、ヒレ長の遺伝は両親が揃ってないと次の世代ではおそらく出ない。出せるとしたら孫の世代かな。

魅力的で氣になってる高級めだかはたくさんいるけど、今年は縁あってうちに来てくれたこの子達の生きた証を次の世代に受け継ぎたいと思います!今年生まれた稚魚ちゃん達が大きくなって越冬して数が安定してきたら、また新たな子をお迎えしようかなと思う。

ビオトープ1号ができてひと月もしないうちにMIXちゃんが卵を産んでくれました!
2号の住人たちはうちへ来た時から、MIXちゃん達の一回りもふた回りも体が大きかったのですぐに産卵を始めました。
産んでくれた卵を預かって、孵化するまで個別に管理。水カビが発生しないように毎日水道水を取り替える。水温によって孵化までの日数は変わるんだけど、だいたい10日~14日くらい。
卵の中に目ができて、体がはっきりわかるようになってきて、それを見ているだけでも面白い♪

・・・で、氣付いたら誕生している!!
『針子』と呼ばれる生まれたての赤ちゃんです。この段階からすでに体が白っぽい子、黒っぽい子がいる。

稚魚ちゃん保育園

生まれたばかりの針子ちゃんは、室内の専用水槽である程度の大きさになるまで育てます♪
稚魚の生存率は、プロの方でも8割だそうで、素人なら半分くらい大きくなればいい方らしい。特に生まれてからの2週間が勝負で、針子の主な死因は餓死だと言われている。生存率を上げるためにグリーンウォーターにした方がいいっていう意見をよく見かけるんだけど、わたしは稚魚ちゃんの水槽も成魚とほぼ変わらない環境にして、ウォーターフードと粉末のご飯を1日数回あげて水換えもしてます。
今のところは稚魚ちゃんが☆になっているのを見たことはないし、1番大きい子で1cmちょっとに成長しているので、このまま様子見していこうかな。

ビオトープ4号

これから大きくなっていく稚魚ちゃんたちのために60Lのトロ舟を買ってしまったんだよね!
めだかってさ繁殖が容易だし、色んな種類で交配させて自分好みのめだかを生み出すこともできる。それが醍醐味ともいえる。
懲り始めるとキリがないのは何でも同じだけど・・・はい、完全に沼にハマっています。しょうがない、可愛いし癒されるもの♡♡
次回は2ヶ月後くらいかな。トロ舟ビオトープを完成させて稚魚ちゃん達が大きくなったら、またメダ活の近況報告するね!

わたしのおじいちゃんは生前うなぎ屋を営んでいたのですが、趣味で『らんちゅう』という品種の金魚を飼育していました。
飼育するだけでなく、品評会で賞を取ったりもしていたの!そういう個体だと数万~数十万の値がつくこともある。
だから、おじいちゃん家の屋上にはドデカイ水槽が大量に並んでた。業者さんみたいに。らんちゅうの稚魚もいっっっぱいいた。
めだかとらんちゅうでは全然違うけれども、やはりわたしもその血を継いでいるのかもしれない・・・(笑)

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