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『30歳とお金のリアル』〜番外編〜フリーライター姫野桂のお金事情

現在、東洋経済オンラインにて『30歳とお金のリアル』という連載を書かせていただいています。1987年、1988年生まれは物心ついたときにはバブルが崩壊し、就活時にはリーマンショックに襲われて就活に苦労した世代。景気が良い時期を経験したことがありません。そんな現在30歳、31歳の彼ら・彼女らはお金に対してどのような価値観を抱いているのか探るのが、この連載の目的です。

小さい頃の経済状況や現在の年収、貯金、生活にかかっているお金の収支など、可能な限り根掘り葉掘り取材しています。

2018年7月から開始されたこの連載、2019年2月10日時点で会社員、自営業、専門職、医療関係の方など計8名に取材し、現在もあと2名、取材協力者が確定しています。

さて、人のお金事情ばっかり聞いて私自身のことは何も明かさんのかい! ってツッコミが入りそうだしフェアじゃないので、今回は有料記事として私のお金事情について綴っていこうと思います。それに、フリーライターの収入ってみんな、気になるでしょ?(ニヤリ)それにちょうど昨日、税理士さんより昨年度の売上報告の連絡がありました。


私が生まれたのは宮崎市。新幹線も通っていなくて民放も2局しか映らず「陸の孤島」なんて揶揄されるド田舎です。

父はフリーの翻訳者、母は養護教諭(公務員)、きょうだいはいなくて一人っ子。周りは農家や畜産か、夫が会社員で妻が専業主婦の家庭が多かったので、田舎だとちょっと変わった家庭と見られていたと思います。

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