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【風呂酒日和128-1】 稲荷場(いなりゆ)

【風呂酒日和(フロサケびより)】
どこかで銭湯を見つけると、つい寄り道したくなる。
銭湯から出ると、つい一杯飲みたくなる。
そんな私がふらりと立ち寄った、心と体とお腹を満たす、銭湯と居酒屋をまとめたマガジン。


ちょっと小雨が降る中、暗い道を歩いていく。
池袋に近いけどなかなか静かな住宅街という感じ。赤っぽく光る橋が現れて「ん?川?」なんて思ったが下は線路だった。そうだよね、こんなところに川はない。

着いた。ここだ、稲荷湯。
この入口ということは、番台スタイルだ。中に入ると「いらっしゃいませ」と電子音が流れる。
真ん中に傘立てがあって右が男湯、左が女湯。あれ?なんかこの音とこの入口の感じ、記憶にある...かも?
すでに一度来たことがあっただろうか、いやいや多分ないはず。これだけ色々な銭湯に行っていると、時々起こるこの現象。稲荷湯も結構よくある名前だしな。確か北区と大田区の稲荷湯は過去に行ったことがあるが、ここはないはず...。

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