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そろそろラットレースから抜け出そう!選択肢を多く持つためにすべきこと

皆さんは、ラットレースという言葉をご存じですか?

ラットレースとは、働いても働いても、一向に資産が貯まらない状態を言います。
回し車の中でぐるぐる回り続けるなんて…想像するだけで、とても辛いことですよね。

人生で言えば、計画を立てることなく、ローンや債務を抱えてしまい、貯金が貯まらない様子のこと。

結婚・マイホームの購入・子どもの養育費等々…人生にはお金がかかるイベントがたくさんあるのに、計画的な資産形成ができていないことで、人生が大きく振り回されてしまう。

でも、よくよく考えてみると、目先の必要資金だけを見て、その都度意思決定していくよりも、もっと未来のことを考えて、余裕を持った資産形成をしていく方が、より豊かな人生を送れると思いませんか?

大切なのは、「これが常識だから」とか「みんながやっているから」ではなく、しっかりと自分の頭で考え、重要度と緊急度を住み分けた上で、重要な方に時間とお金を投資することです。

そうすることで、知らぬ間に負債を抱えてしまう、終わりなきラットレースから抜け出し、明るい未来を築いていけるのだと思います。

今回は、私なりに考える『ラットレースから抜け出す方法』をお伝えします。資産形成でお悩みの方々に、私の経験が少しでもお役に立てれば幸いです。


ラットレースから抜け出すために必要なこと

結論からお伝えすると、

ラットレースから抜け出すために必要なことは…

選択肢を多く持つことです。

「今働いている会社に依存しなくても生活していける」
「1、2年仕事を休むことで収入が半減しても、今の生活にかかる固定費を払い続けられる」
「今、会社を引退したとしても、後継者が育っているので問題なく会社を引き継げる」などなど…

色々な選択肢を持てるようにすることが、ラットレース脱出の鍵となります。

自分の核を見つけ、大切に育んでいきましょう

言われていることはわかるけれど、そこにいくまでが大変だ」と、思う人もいるかもしれません。

そうですよね、選択肢を多く持つということは、決して簡単なことではありません。

なぜなら、一社の取引先や、一つの収入減に頼らなくても良いようにするには、「たとえ今、目の前の仕事がなくなっても、自分自身は問題なくやっていける」という実績や結果、そして自信を確立しなければならないからです。

では、どうしたらいいのか。

大切なのは、重要度と緊急度を住み分けて考え、意思決定をすること。

イメージしやすいように、ラットレースの一例からお話しします。

例えば、結婚して家族が増えることになりました。
今の家は手狭なので、マイホームの購入を決めました。

これからどんな未来が待っているのか、ワクワクしますよね。人生の一大イベントと言ってもいいほど、大きな決断だと思います。

ですが、一方で、「マイホームの購入でローンを組むこと」は、ラットレースの始まりでもあります。

言い方はシビアかもしれませんが、ここから、未来の負債を抱えて走り続ける人生がスタートするからです。

ですから大切なのは、マイホームを購入するといった重要な意思決定をする前に、

「マイホームは本当に必要なのか」
「月々の返済はどのくらいで、何年で完済できるのか」
「本当に何十年後も健康に働き続けられるのか」

といったことを、しっかりと考えること。

その上で、

「働き続けられなくなった場合の、対策方法」
「出ていく固定費のことだけではなく、収入や資産を増やすこと」

といった重要度の高いことに意識を向け、目的を持って行動していくことだと思います。

人生という大きな視点だけではなく、「コンサルタントという仕事」に視点を変えて考えてみた場合でも、同じことが言えます。

私の場合は、目の前のお客様から契約を取ることに固執してしまうと、ラットレースがスタートします。

何が何でも契約に結びつけようと躍起になり、お客様にお伝えすべき本質を見失ってしまうからです。契約は取れず、最終的には自身のクビを絞めることになるでしょう。

そうならないためには、「今、目の前に座っているお客様との契約がうまくいかなかったとしても、大丈夫だ」という環境を自らつくりだすことが大切です。

そうすることで、心の余裕が生まれ、結果的にラットレースに陥ることはなくなると私は考えています。

この仕事をしていると、本当に様々な経営者の方とお会いする機会があります。

独学で成功してきた方々は、やはり強い信念をお持ちなので、なかには「そんな耳の痛いこと、他人に言われたくない」という考えの方もいます。

そんな時、私は無理してお付き合いをしようとはしません。

そこでがむしゃらにお客様の契約を取ろうとしても、ラットレースに陥ってしまうだけだからです。

きっと、私以外にもその方と相性が良いコンサルタントがいるだろうと思い、身を引きます。

一方で「この経営者の方には全力で伴走してお役に立ちたい」と思った場合は、全身全霊でサポートします。

そこはしっかりと自分で判断し、長い目で見て本当に自分にとって必要な、重要度の高いことに注力できるようにしているのです。

現状を把握し、未来を予測し、行動することが大切

ラットレースとは何なのか。
ラットレースから抜け出すためにはどうしたらいいのか。
自身の経験から、私なりの脱出方法を書き出してみましたが、いかがでしょうか?

ラットレースに巻き込まれないためには、自信を持つことが何よりも大切。

自分の中で確かな基準と使命を持ち、一つの選択肢に依存しなくても生活していけるように計画し、実行に移せば、より豊かな人生を送れるのだと思います。

まとめると、現状を把握し、未来を予測し、行動すること。

もちろん、口に出すのは簡単です。

まずは、やるべきことを習慣化することから始めてみましょう。

私の言葉が、あなたが目指す未来のヒントになれば、幸いです。

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