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デザインフェスタ、出展します!②

デザフェスに、わたくし「ひのもとめぐる」と参加する「全青協」こと「全日本印章業 青年部連絡協議会」はハンコ職人の組合の若手が加盟している団体です。日本ではなくならない印鑑という文化に甘んじることなく、新しいアプローチを考えて活動されています。

そもそも、はんこ職人とはなんなのか?という疑問もあるかと思います。
正式には印章彫刻技術士などと称します。
国家資格である技能検定をクリアし、一定の技術があるものだけが名乗れるものなのです。「印章」とははんこ・印鑑などの正式な呼び方です。というのも「はんこ」や「印鑑」には実は「効力」などの範囲が含まれていて、ただ単に名前が彫刻されたはんこのことを「印章」と呼びます。
一般的に「効力」がある「印鑑」がメジャーな名称ですね。
この彫刻技術士の検定には「木口(こぐち)印」と「ゴム印」の2種類の素材があります。それぞれ階級もあり、実務経験なども含み、認定されるものです。

普段はそんな技術を生かしながら「町のハンコ屋」を営んでいるみなさんなのです。その「若手」が集まったのがこの「全青協」です。

せっかくなので、彼らの活動を紹介します。

なんと、デザフェスと1週違いの翌週21日に、大記録への挑戦です!

雑記帳:712年創建とされる埼玉県東松山市の箭弓稲荷神社で… - 毎日新聞

 712年創建とされる埼玉県東松山市の箭弓稲荷(やきゅういなり)神社で21日、印面が1・3メートル四方の巨大な御朱印が披露される。実行委員会によると、世界一大きな木製スタンプ。ギネス世界記録認定を目指す。(抜粋)

・・・なんと、ギネスに挑戦し始めました。すでに登録されているギネス級の御朱印は存在するそうなのですが、さらに大きなものを作るとのことです。
このお披露目は5月21日に、現地の東松山(埼玉)にてあります。


また、少し前のことですが…

東京新聞:復興感謝 祈りの印 奇跡の一本松で製作:東日本大震災(TOKYO Web)

 東日本大震災の津波に耐えた岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」の枝を使い全日本印章業協会所属の若手職人ら十九人が二十八日、復興相の公印を東京都内で共同製作した。近く竹下亘復興相に届けられ、復興に尽力した人への感謝状などに使用される予定だ。(抜粋)

奇跡の一本松から復興大臣印を作りました。
職人のリレーというのはすごいですね。本当に勝手が違うものどうしが協力し合って彫らないと、できあがらないのです。

いつも「いち印鑑職人としてなにができるのか」をテーマに活動されている団体です。少しでもおもしろく、たのしく、力づけたり、励ましたり、何かが出来ればなぁと、ええ、あの、その。

こういう感じで、やってるみたいです。ええ、ええ。


北海道から大阪まで、たくさんのハンコ職人が集まります。
土日のデザフェス、お待ちしております!

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