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換気をすると空気だけじゃなくて、気持ちも入れ替わるのかな

部屋の空気の入れ替えをした。窓の外には数日前の雪がまだ少し残っている。私は今インフルエンザA型に罹患して家庭内隔離されている状況である。いつも行く内科の先生に処方していただいたタミフルを飲んだが効きがいまいちなのかまだ熱が下がらない。noteを書いているこの瞬間は、解熱剤が効いているのか微熱まで下がっているのでなんとか文字を打てている。

部屋にこもりっきりで、熱もあって関節も痛むので仕事はお休みさせていただている。在宅ワークだと、多少の体調不良でも仕事してしまうことがあるが、良くないなと今更ながら思う。今回のインフルエンザは、体がキツすぎるので、諦めがついたが、そういう話ではないのだろう。

部屋に籠もっているとリビングで小学生のお姉ちゃんがタブレットで朝の会に参加している様子が聞こえてきた。どうやら今日から3日間学級閉鎖とのこと。元気な子はタブレットで課題が与えられて午前中はそれをやっているみたい。時代は変わったなと思う。

お姉ちゃんの下には三つ子がいるのだが、インフルエンザをうつすわけには行かないので、ここ数日お母さん一人でお世話することになってしまっている。早く着替えなさい、あれやりなさい、これやりなさいと口うるさく言わないと何もしないし、保育園に出発するまで、とてつもなく時間がかかってしまっているがなんとか「ワンオペ」をしてもらっている。三つ子も4,5才になってきたので自分でできることも増えてきたからなんとかなっているのかもしれない。少し前まで、食事の介助やオムツ替えなどあらゆることに手がかかっていたので自分が手伝えないときは、祖父母を頼っていたけれど、段々と変化してきているのだと思う。

いろんな変化がある中で、自分の中で大きな変化は三つ子の一人が障がい児になったことだ。正確には生まれつき病気は持っていた。ちょうど一年前くらいに療育手帳を申請・受領して、社会的に障がい児になったということだ。

ただでさえ三つ子の育児で、てんやわんやなのに、そこに障がい児育児が加わってきているので、悩みがないわけがない。でも、妻は平然と育児をこなし日々を楽しんでいる。自分が育児、子育ててうまく行ってないなと悩んでいても、「そんなことはお姉ちゃんの育児のときに経験済みだよ」と何歩も先に行ってしまっている。お姉ちゃんのときに育児をほとんどしなかったツケが、明確に出てきている。

とは言っても障がい児の育児をなると別物で妻も私も、いままで経験したことのないことの連続。どうやって自分の中に受け入れたらよいか、そもそもどう悩めばよいのか、将来どうなってしまうのか、心配や悩みがつきない。その悩みがずっとずっと付きまとう。そんな気がしていている。

noteで障がいについて記すにも、まだその子は、言語を獲得できていないので、本人に記載の承諾を得られるわけでもなく、書いていいものかどうかずっと悩んでいる。

ただ、単なる三つ子の育児だけでなくて、三つ子の一人は障がい児となった状況で、父親である自分が、自分として考えたこと・やってみたこと・感じたことを記すのは許してもらえるのではないだろうか。

インフルエンザにかかって部屋に籠もりっぱなしだったので、ふと換気をした。ずっと書けずにいたけれど、少しずつ書き記していけそうな気がした。

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