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【悪用禁止】簡単にできる人間観察

 皆さん、どうも。華麗なる日曜日の午後を生徒捜索で潰されてしまったひらぶーです。結局、夕方には家に帰ったようでした。結果はよかったですが、無駄足だったともいえる日曜日でした。いや、お母さん自分で探して~ワイに電話しないで~と思いつつ、何事もなくほっとしつつ帰宅後に無事ビールを飲んだ週末でした。

 さて、今回は「誰にでも」「今からすぐに」できる人間観察のコツを3つに絞ってお教えします。細かく話していくと多くのことをお伝えできるのですが、「人間観察を極めやがって、こいつやべー奴だ」と思われたくない(知り合いには既に思われているかも)ので手短にわかりやすく紹介します。とはいっても、人間観察ってとても大事だと思うんですよ。例えばビジネスなどの商談、デートや食事の会話、仕草やクセなど日常生活をする上で無意識に出ているところに人間の本性が垣間見えます。しかし、悪用すると嫌われるので、ぜひとも周りに言いふらすことなく、自分の心の中だけにとどめておいて欲しいと思います。


0.人間観察を極めようと思ったわけ

 話をする前に、私が人間観察を極めようと思ったわけを話します。興味のない人は、1.から読み始めてくださいね。
 私は、小学生の時に好んで人と会話するタイプではありませんでした。これを最近知り合った人に話すと「いや、嘘やん」「意外だわ~」と良く言われます。まぁ、そうだと思います。ですが実際は喋らないだけで「この人はどういう性格なんだろうか」「この人は何が好きなんだろうか」と心の中でつぶやきながら人との距離を測っていたのを覚えています。人と会話をする前から、その人の情報を知りたいと思ったんですね。
 中学生になると思春期ということもあり、周りでは「〇と△が付き合う」「◇って◎のこと好きらしいぞ」とかソワソワしていました。そんな色めいた事に縁もゆかりもない私は、中学生によくある恋人たちの仲介役をしていました。そこでは、彼氏に見せない彼女の本性を垣間見たり、ツンデレな彼氏にアドバイス(?)みたいなことを言ったりしていました。
 高校生になると、各地の中学校から集まってきて人間関係を新たに作らないといけなくなるんですね。そんな中ふと本屋さんで心理学の本を見つけて立ち読みしたのがすべての元凶...いえ始まりですね。一般向けの500~1000円の本から2000円を軽く超える分厚めの本まで読み漁りました。その情熱をもうちょっと勉強に向けると、もっと完成された人間になれたかもしれないですね。。。
 話を戻しますね。大学生になると、故郷の宮崎を出ることになりました。すると今度は、各県や地域の人と交流することになります。育った環境の違いや各地の方言に苦しめられる中、本に書いてあった人間観察の話があまり間違っていない事に気づき、また多くの出会いをする時期であることから人間観察力が高まっていきました。
 この人生の中で最も人間観察で育ってきた部分が多いと自負しているので、是非ともこれまでの叡智を披露させてください。
 

1.机の下に本性あり

 私が人間観察のコツを教える(そんなシーンあるか?)とき、一番最初に教えるのは机の下です。要は物理的に隠れた部分にこそ心理的に隠したいことがあったりその人の本当の性格が表れたりするということです。
 一番わかりやすいのは足の位置です。つまり椅子の座り方です。歩き回ったり立ちっぱなしの後に椅子に座ったときは、疲れて足元の警戒が緩みがちです。

座り方

 これはネットで「座り方 心理」で検索すると良く出てくる写真です。基本はこの6つでパターン分けして考えていいです。各サイトの解説はたくさん情報を書いて当てはまる確率を上げにきますので(いわゆるバーナム効果)、分かりやすく私は一言で済ませたいと思います。また、私は自身の経験に基づいてお話ししますので、若干差異があるかもしれませんが、そのときは許してね。解説に加えて、私がその人の相手だったらどのように接するかを書いておきます。

 ①と②は組む足が逆で、性格や心理も逆です。
 ①は積極的なタイプです。話の主導権握りたいと思っています。このような人が相手になったら聞き役になりましょう
 ②は冷静に話を聞き、淡々と話すタイプです。無言でも、頭の中であれこれ考えていることがあります。このような人とは、世の中の話題や時事的な話題のように知的な会話をしてあげるといいでしょう。

 ③と④は少し似ています。自由な発想ができ、遊びや旅行に行くと斬新な発想や言動でメンバーを楽しませてくれます。
 ③は芸術家肌のクリエイティブな人に多い姿勢です。無からアイデアを生み出すことが得意です。アイデアに煮詰まったら、このタイプの人に相談するといいでしょう。
 ④は子ども心が残っています。わがままな場合が多いですが、主導権を相手に託すタイプもいます。

 ⑤と⑥は「気持ちの余裕」という面で対照的です。
 ⑤は足をオープンしているので、心もオープンな人です。開いていればいるほどオープンな人です。開きすぎている人は横柄な人です。いずれにしても、リラックスして会話をします。
 ⑥は足を閉じていて体が緊張するので、警戒心が強かったり完璧主義的な発想があったりします。打ち解けてきて足がどんどん開いていくと、受け入れらている証拠です。


 と、こんな感じです。もちろん万人にあてはまる理論ではありません。自分や意中の人があまり当てはまらないなと感じる場合があるかもしれませんが、そのような時は例外的な人なんだなと思うか、そう思わせるためにワザとやっているなと思えばいいです。私はワザとすることがあります(嘘です、そんな器用な事出来ません)。
 手を机の上に出しているか隠しているかを見るのも大きいヒントになります。緊張や嘘を隠したい時は、手を隠します。リラックスしてオープンに話してくれる場合は、手が机の上に出ています。腕を組むのは防御姿勢ですので、嘘を隠したいか話をじっくり聞いてみようと思っているかの2択です。


2.視線で真偽を見極めよ

 1.はかなりの精度で当たると思います。しかし、心理というより性格という面が強く、性格が分かってもその時の心理は変わってくるかもしれません。実際のところ、会話をしている時に机の下をジロジロ見るのは難しいですし、異性の相手であればセクハラに感じ取られる可能性も高いですよね。
 そこで、実際に会話しているときに見やすいのは相手の目線です。相手の目であればジロジロ見ても不自然に思われませんし、話したり聞いたりしながら目の動きを制御するのは至難の業です。そのような事からも、目線に心理がよく現れます。
 ネットを漁ってみると、この人がnoteに書いていました。だいたい説明してくれています。わざわざ文字を打たなくて済むのでありがたいです(笑)
ということで、詳細を知りたい方はこちらから見てください。

 これ以外にも視線の方向に関する心理は情報が溢れていて広く知られていているので、私が紹介するのはウソをついているかどうかという点に絞りたいと思います。
 過去のエピソードや記憶については、左上か右上で分かれます。
視線が左上(こちらからみて↗方向)は本当のことを思い出しています。
視線が右上(こちらからみて↖方向)はウソをついています。

 過去のことなど、思い出すという行為に関係ない場合は、嘘をつくときに男女で差が表れます。個人差があるかもしれませんが、男性は目線がキョロキョロ動くようです。女性は逆に目線が動かないようです。男性陣、騙されてないですか?逆なんですよ。男性からすると、目線が動いていないのはウソついていないことだと認識しがちですので、逆なんだと覚えておきましょう。これはちなみに視線とは関係ないのですが、嘘の話をするとき少し喋るペースが速くなるのというのもあり、これは男女差が無いようです。

 視線を読み取りながら会話をするのは難しいですし、1回その方向を向いただけでは判断できないので、何回も同じ方向を見ているな~という時に参考にしてみてください。

3.ファッションアイテムに意気込みあり

 よく人間関係を上手くするための本の中で「第1印象が〇割」と書かれていることがあります。数字の基準はどこから来ているんだろうなと理系らしくツッコみたくなる傍らで、見た目(視覚情報)が一番重要なのは同意できます。
 制服や軍服でもない限り、基本的に服装は自由ですのでその中に心理が表れることが多いです。正直な話、ファッションアイテムにはプレゼントで貰ったなど自分で入手していない場合も多々ある精度が低くなるのも現実です。しかしオシャレをするには時間と費用がかかるわけですから、その人と会うためにどこまで準備をするか意気込みを見ることが出来ます。

 男性の場合、財布・時計・靴で判断することが出来ます。年齢問わずほとんどの方が全部所持していますもんね。
 これらをブランドもので固めるのであれば、経済力や外見など何かしらの強みを誇示したいタイプです。私であればいったん距離を置いて様子を見ますね。
 機能的なものでまとめてくる場合は、合理的・論理的な人です。落ち着いた会話ができそうですね。私であれば知的な会話を仕掛けます。
 普通のモノや安いものを身に付けている場合は、あまり意気込んでいないことが多いですね。同じ人で仕事で身に付けている格好と違うと思ったら、プライベートは落ち着いて過ごしたいんだろうなと考えます。
 常に財布がパンパンの人は自己管理ができません。お金の使い方もあまり上手ではありません。「財布の中を整理しないとな~」と言えていればまだマシですが...

 女性の場合も財布や時計は同じように考えることが出来ます。しかし、靴は男性とは少し変わってきます。というのも、仕事ならまだしもプライベートでは選択肢が増えてきますからね。
 ハイヒールなどの歩きにくそうなものは、多かれ少なかれ自分の魅力をアピールしたいと思っているはずです。私であれば、外見を褒めます。
 スニーカーやスポーツ用などの身軽な靴は、体育会系かマネージャーのように他人に尽くすタイプが多いです。内面が素晴らしい人です。努力や過程に注目して褒め称えましょう。
 ブーツのようにごついものでくる場合は、防御の意味合いが強いです。「私、身軽じゃないですよ。」のような心理が隠されているかもしれません。
 とはいっても「結構歩くからスニーカーで」とか「寒くて足が冷えるからブーツを履く」のように外的要因で靴を選ぶ場合もありますので、その場合に注意して各自の判断で人間観察してみましょう。

4.まとめ・今回のオチ

大学時代に教養科目として心理学の講義を受けた時に、教授が言っていた

「心理テストの結果を鵜吞みにするな、納得いかなくてもいい」

という発言が今でも忘れられません。これまで私は心理学の内容を鵜呑みにして他人と関わっていたために、周囲との付き合い方を失敗しました。大学生になると出会う人の幅が広がるので、人間関係を円滑にするためにも人間観察に拘らず、一つの手段として利用していました。

 メンタリストなどのテレビパフォーマンスを見て、心理学に対して凄いと思える人もいれば怖いと思う人がいます。社会人(人によっては大学生から)になると人間関係がコロコロ変わり、仕事でも短い時間で会話したりともに仕事したりすることもあります。商談やセールスなどに代表されるように、初対面の人と関わっていくことも多いと思います。そういった理由で、心理学を教養として押さえておくのは社会人に必要であると考えます。
 もちろん高校生や大学生のうちに心理学の知識を多少身に付けておけば、人間関係づくりに苦労することはないでしょう。ただし、私のように鵜呑みにして距離を置かれないようにしましょうね。


 さて、ここまで「誰にでも」「今からすぐに」実践できる人間観察を紹介してきましたが、実際のところ私はここまでマウント取った割に、実際に人と話すとき常に人間観察しているわけではありません。ていうか、そんな器用なことできません。楽しく会話をしたいし、内容が面白いとそちらに集中してしまうからです。つまりシングルタスク脳なんですよね。マルチタスク脳は比較的女性に多いですので、女性の方が人間観察・分析に向いているのかもしれません。男性脳、女性脳に着目すると異性の理解が進みますよ。そしていつかは恋人や結婚相手と出会うことになるんですよね~へへ。え、私にそういう人がいるか知りたいですか?うん、ちょっと君、いったんオモテに出なさい。

 ま、私も人の事ごちゃごちゃ言ってないで自分のことも頑張らないといけないですね。ほなまた。

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