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半農半ライター? いやいや半分じゃなくて・・・

どうも、名古屋のフリーライターの平井です。

みなさんは、「半農半X」という言葉をご存知ですか?

10年ぐらい前から、結構いろんな場所で見かけるようになったフレーズですが、「半農半X」とは、京都府綾部市在住の塩見直紀さんが、1990年代半ば頃から提唱してきたライフスタイル。自分や家族が食べる分の食料は小さな自給農でまかない、残りの時間は「X(自分のやりたいこと)」に費やすという生き方のことです。

僕は、ライターと農業を両立していることもあって、周りから「半農半ライター」と呼ばれることが結構あります。

もちろん、「まったくハズレ」というわけではないんですけど、この「半農半X」という言葉には、「あんまり稼げない」というニュアンスが含まれている気がして、個人的にはなんとなく違和感を覚えます。

「農業+やりたい仕事」が、なんだか「稼げない前提」になっているようで・・・。そんな固定観念を打破したいというのが、僕のちょっとした目標だったりします。

最近は、パラレルキャリアという言葉が浸透してきました。「複業」と言われることもありますが、複数のビジネスを回して活躍するビジネスパーソンのこと。こちらの方が、僕のイメージに近いかなと思っています。

ライターも、農業も、半分なんて言わず、両方とも全力投球。最初のうちは大変でしたが、今ではうまくバランスを取りながら、両方からちゃんと売上を得ています。

自給農もいいけれど、別の仕事を持ちながら農業でも稼ぐ。そんな「次世代型の兼業農家」が増えてくればいいなぁ~と個人的には思います。


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