ホワイトアスパラの季節。

きょう、ホワイトアスパラを買ってきました。
この時期しか見かけない野菜で、
大きいまま茹でで、ソースをかけて食べるとジューシーで美味しい。

緑のアスパラは一年を通して、スーパーで見かけます。茹でてマヨネーズをかけてもいいし、ベーコンと一緒に炒めてパスタにしてもいい、歯ごたえがあって爽やかな味がして、こちらも好きです。
いつも見かけるグリーンアスパラですけど、たぶん少し前までは、旬の季節にしか手に入らないものだったのでしょう。同じようにトマトやレタス、ナスといった、食卓のレギューラー陣も、いつも採れるものではなかったんだと思います。
一年中、いろいろな野菜があるのは便利な一方、旬のものを食べる、という習慣が薄れてきています。
すると、食べたことがなくて、どう調理したらいいか分からない食材が増えていって、旬の時期に店頭に並んでも購入するのに躊躇してしまう。そういった通年育てることが難しい野菜は、生産量が減って、やがて無くなってしまいます。
それって、つまらないなぁと思うんです。いつも同じものを食べているよりも、色んな野菜のなかから、今の時期はこれが好き!っていう生活のほうが面白い。美味しいのはもちろん、四季を感じることもできるし。
都市に住んでいる人は自然から遠いですから、食を通じた季節の移ろいに価値を感じる人も、地方よりも多いはずです。

いつも手に入る野菜ばかりじゃなくて、旬の野菜、初めて食べるものでも積極的に食卓に取り入れていく。そうすると、食事がもっと価値あるものになってくると思います。

便利な生活もいいですけど、裏を返すと、色々なものを食べたり、調理する、食の面白みが失われてる面も覚えておかなくちゃ。

おわります。

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