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20240422 創作の計は一日のスケジュールに

どうしても今回の作品の創作に入る前に直接見ておきたかったことがあって、思い立って取材へ行ってきた。その間平泳ぎの人たちに毎日の連載を任せられたおかげで私自身はほとんど手放しで、彼の地で見たり聴いたりすることができてとてもありがたかった。

▼さて、本格的に創作が始まったので、こちらの毎日の連載もそんなにたくさん書くことが難しくなってきてしまった。連載に力を入れすぎて創作がヘロヘロになっては目も当てられないし、いつも読んでくださっている方々におかれましては「ああ、本格的に稽古をしているんだな」と思っていただければ幸甚です。

▼もともと朝日新聞の『天声人語』(603語)をイメージして書き始めた毎日のコラムだったはずなのだけれども、気がつくと調子をこいて日々書きすぎてしまっていた。これからしばらくの間は短い文章で創作の雰囲気を伝えられたらと思う。

▼稽古をするときに一番頭を使うのは時間配分のことで、毎日稽古の前にその日一日のおおよそのスケジュールを出して共有している。身体も動かしたいし、話もしたいし、直接話しながらいろんな情報共有もしなければならない。

▼メンバーの大半が30代も半ばに差し掛かり、「休憩なんていらないよ!」という訳にもいかないのでなるべく休み時間はしっかりととってメリハリの効いた時間を過ごしたい。現場によってはそういう稽古のスケジュールを組んでくれる助手のような人がいる場合もあるけれど、私の団体はすべて私がやっているので、拙いけれども一応全部自分で考えている。

▼すべてのアーティストにとって時間というのは等しく有限なのだなとしみじみ思う。時間は何時間もあるようでいて、よくよく考えてみると現実的にできることは限られていたりする。創作に必要な無駄を恐れずに、でも効率を考えて最大限の準備をして稽古場にいく。そんな日々がいよいよ本格的に始まった。最大限の成果を上げるために、集中して取り組む。

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