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求める味って?

困りました、寒い。

そんな挨拶で良いのか、と自問自答しているHiratomo Roasting Room 焙煎室の人です。

今日は珈琲含め自身の求める味についてお話します。

そう宣言しておいて、いきなり話すのはラーメンの味。何でやねんと思うでしょうが、少しばかりのお付き合いを。

とあるラーメン屋さんの醤油ラーメンが今大好きで。味を簡単に言い表わすと、濃厚だけどしつこくないんです。スパイスが効きすぎていたり、くどさが後から嫌になるほど感じたり、そんなマイナス面がない訳です。メンマや、チャーシュー、味玉もスープのバランスをかき乱す事のない味付け。ホンマ、これは美味しいって素直に感じた訳で。

味覚は歳を経るに従って変わる。だから10〜20代に求めていた味わいとはおそらく違うだろうが、間違いなくこのラーメンは今の自分が求めていた味なんだろうと思います。

珈琲の味に求めるのもそういった要素は強いと思います。前回の記事にも記載しましたが、珈琲の味にしつこさは必要ないと考えます。一口飲んだ時に自然と口に入っていく感じ。すっきりと飲みやすくて、甘味がある。酸味はフルーティーもしくは優しい味わいで舌に印象良く残って欲しい。コクやまろやかさも味わい深いと最高。いろいろと求めてしまうが要約すれば、すっきりしていて、しつこさやくどさの無い、それでいて後味の良い酸味や甘味が残る、そんな珈琲が好きなのでしょう。そう思うと焙煎と抽出に加え、もっと舌を肥やしたいなと思います。酸味や甘味、香りの表現を豊かなものにしたい。やはり勉強ですね。とりあえずドライフルーツからスタートか?(笑)

追伸
油そば食べたけど、うん、しつこかった。もちろん行きつけのラーメンではございません。

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