食習慣小

ダイエットに失敗する原因は副交感神経だった

ストレス

最近、早朝の満員電車に乗ることが多くなり、かなりストレスが溜まっています。毎日、乗っているサラリーマンの方は、通勤でストレス、人間関係でストレス、仕事でストレスなど多くのストレスを抱えているでしょうね。

ストレスが溜まる要因は色々で、付き合い、混雑、人間関係、仕事、雑音、環境、温度、疲労、食事、飲酒、勉強、ダイエット、恐怖、肥満、動物、PC(スマホ)・・・

同じ要因でも、それぞれの価値基準でストレスが高かったり低かったり千差万別。このストレスというのは実に厄介で、ほったらかしにしていると怒りや病気の原因になります。

現在の私のストレスは肥満。健康を考えて食事制限してもストレスで食べてしまう負のループ。これが罪悪感となって自律神経のバランスが狂っています。

自律神経とは

心筋梗塞を2度やり、体重オーバーで膝を痛め、体重に危機感がある私が、何故、ダイエットできないのか! それはアクセルとブレーキを同時に踏んでいるからです。

私たちの身体は、自分が意識していなくても働いてくれる自律神経があります。自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つがあり、2つの神経が互いにバランスをとりながら働いています。

交感神経は「闘争あるいは逃走の神経」とも言われ、日中の緊張モードで優位に働く神経。一方、副交感神経は「休息の神経」と言われ、夜中に優位に働いているリラックスモードの神経です。

これら2つの神経は、どちらか一方が働くと、もう一方が抑制されることでバランスを保っています。身体の部位や状況に応じて、アクセルとブレーキのようなコンビネーションで役割を果たしています。

怒って興奮したり、テンションが上がっている時は交感神経が働いて緊張状態になっています。

一方、食事をしたり、感動する映画を観たり、風呂に入ったり、マッサージを受けている時には、副交感神経が働いているのでリラックスモードです。

ダイエット失敗ルーチン

自律神経を乱さないためには、互いのバランスを崩さないことが重要ですが、時として副交感神経が災いする時があります。例えば、ダイエットで食事制限をしている時。

脳は痛みを避け快楽を求めるクセがあります。食事制限の空腹感は脳にとっては痛みなので交感神経が働いています。

このバランスを保つために快楽を得る必要があり、副交感神経を働かすために食べるわけですが、つい食べ過ぎてしまう。これがストレス太りです。

ダイエットに失敗する魔のループを回避するには、家族か第三者の協力が必要です。ひとりで生活習慣の改善をするより、誰かにコミットメントして協力を得る方が成功率はグ~ンと上がります。


【小さな実践】
飲酒、喫煙、食事、睡眠のような生存に関係する習慣の改善には、信頼がおける専門家の協力を得る

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