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Osaka College of Music JAZZ CONCERT

2023年2月15日(水)
今日は、大阪音楽大学のジャズ科のラストコンサートでした。
もうそんな時期に来たんやなぁと思いながら、今回を迎えることとなりました。

構成は、コンボ演奏にビッグバンド演奏の2セット。

コンボ演奏では、オリジナル曲から難解曲まで、色々ありました。
それぞれに練習を重ねて来て、今日の演奏がありました。
みんな素晴らしい演奏で、かっこよかった。
何より、自分の受け持った曲を必死で演奏している姿は、今の僕らも忘れては行けない事だと改めて考えさせられました。

下手くそでも良いとは言いません。
でも、下手くそは、下手くそなりに爪あとを残すことが出来ます。

それは、必死で練習してきた賜物だと信じています。

ビッグバンドも、各自の練習がしっかり出てかっこよかった!
前日のリハーサルの時と比べて、本当にいい音を出していました。

また、来年新しい新入生とともに頑張って欲しいし、1年生は先輩として、より一層頑張って欲しいです!

そして、今回でジャズ科を卒業する生徒との音大での最後の会話をしました。
彼女は、高校の時から僕のレッスンを受けて来ました。
クラシックの演奏をして来た彼女は、今日大きなソロを取りました。
僕は、本当に嬉しかったです。
高校の時、ジャズの何も知らなかったのが、言いかた悪いですが「音をぶっ放つ」勢いで吹いていました。
いつも引っ込み思案の彼女でしたが、入学して年を取る毎に度胸が付いたなと思います。
そして、演奏もしっかり譜面を読み音ネタに近付ける事ができるようになったのはすごい努力の賜物だと思います。

年に2回、前期後期で行われる演奏試験があります。
彼女もしっかり頑張ってました。
簡単なフレーズのソロから、先人のソロコピー、そのソロを自分で組み立て直してのソロ、最後は自分で作ったソロと、日進月歩でしたが確実に頑張ってました。

そして、4回生の前期にはBODY and SOULを。
親父・古谷充のソロをそのままやってくれました。
僕は試験官でしたか、白の薄いジャンパーを着て吹いていた姿が思い出されて、半泣きになりました。
タイミングや音量を上手くコントロールして吹いてたと思います。

後期の試験には、きっと誰もやったことがないと思う、チック・コリアのHumpty Dumptyを!
演奏員の皆様には、大変ご迷惑をお掛けしましたが、最後にやってくれました!
むっちゃかっこよかった。

2022年には、一緒にライブもしました。
みんなに負けずに頑張ってたのを今でも思い出します。

今まで、多くの生徒さんが卒業して行きました。
そして、みんな多方面で活躍してくれています。
しかし、この時期は寂しくなります。
でも、彼女のこれからが楽しみであります。

頑張れよ!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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