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嫌いな人の良いところを見つける習慣

嫌いな人ができると、その人の言動全てが嫌いになる場合がある。
しかし、そうやって他人を嫌いになってしまう自分に自己嫌悪になる人も少なくない。

誰かを嫌いになると、その負の感情が自分にも押し寄せるのだろう。
他人を嫌ってしまう自分が嫌だ、そんな精神状態になる人も多いのではないか。

そこで、嫌いな人の良いところを見つけようという習慣が大事になる。
嫌いな人の中にも好きな部分が見つかるかもしれない。

嫌いな人の言動全てが本当に嫌いなのか?

いくら嫌いな人だからといって、その人の言動全てが本当に嫌いなのか?
嫌いなのはその人の一部分であって、その人の全てが本当に嫌いと言えるのか?

まずこれを考えてみてほしい。

かくいう私も学生時代に一時期、「人を嫌いになったら、その人の言動全てが嫌いになる」という精神状態になったことがある。
お世辞にも健全な精神とは言えず、やはり自己嫌悪になったものだ。

そこで考えたのが、嫌いな人の良いところを見つける習慣である。

無理矢理にでも良い面を探す。
その人に対する第三者の評価も聞き、良いところを知る。
など。

すると、本当にその人の全てが嫌いというわけではないことがわかった。
その人の全てが嫌だと思い込んでいたが、実はそうでもなかった、これが理解できたのである。

人を嫌いすぎると自己嫌悪になる

もちろん人生、いろんな人間に出会うわけで、ある人の全てが本当に嫌いになってしまうケースもあるだろう。
しかし、特定の人の言動全てが嫌いという精神状態になると、最終的に自己嫌悪になるのではないか。
事実、こうした悩みを持つ人は一定数いる。

私自身、学生時代に特定の人を嫌いすぎて自己嫌悪に陥ったからこそ、「嫌いな人の良いところを見つける習慣」を思い立った次第である。

さすがに誰かを誹謗中傷したことはないが、内心で特定の人を嫌いすぎるだけでも、やはり健全な精神状態とは言えないものだ。

その人の全てが嫌い、一挙手一投足全てが嫌い、そこまで思えるケースはそうそうないはずだ。
だいたいの場合、その人の好きになれない点は一部だけなのではないか?

冷静になれば、その人の良い面に目を向けることもできるはずだ。

良いところなんて見つからないと思う前に

いろいろ聞くと、「嫌いな人の良いところを見つける」という視点を持つ人は結構多い。
ネット記事などでも見かけたことがあるが、やはり良い面に目を向けるという発想に至る人は多いのだと思う。

嫌いな人の良いところなんて見つからないと思うかもしれないが、最初は無理矢理にでも良い面に目を向けると、案外見方が変わるかもしれない。
その人に良いところなんかないと思うのも、自分の思い込みかもしれないのだ。

思い込みをなくすため、自己嫌悪にならないため、嫌いな人の良いところを見つける習慣をオススメしたい。

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