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「真夜中のドア」公式ビデオが発見される!

シティポップのアンセム、松原みきさんの「真夜中のドア〜stay with me」公式Music VideoがYoutube公式にアップされていました!これは凄い!

「『真夜中のドア』はどうやってシティポップのアンセムになったのか」シリーズを完結しないといけないなと思いながら早くも1年以上が経ってしまいました。その後いろんな方のシティポップ考察や文献、資料も読むことが出来てようやく自分の中でのシティポップ観がまとまりつつあります!そんな中、松原みきさんのWikipediaを久しぶりに見ていたら

2022年11月5日、1979年に製作された「真夜中のドア〜Stay With Me」のミュージックビデオが当時の監督である佐藤輝の手による再編集版「Miki Matsubara -Mayonaka no Door -stay with me(Music Video) Director's Cut 2022 by TELL SATO」としてYouTube公式チャンネル『Miki Matsubara Official "stay with me" 』にて公開。


松原みきWikioediaより!

とあるではないですか!

これは以前から一部動画サイトで「日立サウンドブレイク 『松原みき~真夜中のドア』」として知られていたフィラー番組として制作されたものを当時の監督である佐藤輝さんが再編集したMVとのこと。2020年秋にポニーキャニオン配信チーム内で「真夜中のドア」がバズっていると話題になった時、正式なMVは無いのかとネットを探していた時にも、松原みき自身の映像で構成された本MVの存在は知っていたもののマスター素材がどこにあるかも不明、そもそもMV自体の権利者も不明だったため公式MVとは確認することが出来なかった、そのため別途アニメによるリリックMVを作成したという経緯もある幻の映像なのです。

とは言えテレビ出演やライブ映像がそれほど残せていない松原みきさんの恐らくデビュー直前〜19歳?の可憐な映像がふんだんに映っていて大変に貴重なもののとなっており、今や世界中のファンが待ち望んでいた”動いているMIKI MATSUBARAを見たかった!に応える最高のプレゼントになると思います!1979年頃にやっていたという番組「日立サウンドブレイク」について解説してくれた記事も引用させていただきます。

https://reminder.top/220538482/

日本ではまだMusic Videoの概念が一般的では無かった1979年にこんな可愛い松原みきさんの姿を新撮してくれていたことは奇蹟的なことです!MV探しを検討していた頃にこれを見た会社の先輩は「これロケ地は当時のキャニオン・レコード本社があった一口坂ビル周辺だね!石垣や町並みの風景も市ヶ谷・一口坂周辺だし何回も出てくるステンレスの扉は本社1Fの一口坂スタジオ駐車場の扉だ!」とのことでしたので当時のキャニオン・レコードのスタッフも番組の撮影に協力したことと推察されます。あの辺りで19歳の松原みきさんがロケしていたのかと思うと感慨深いです。いずれにしてもこのMVが正式にアップされたのは本当にメデタイです!

また嬉しいことにYou Tubeの解説画面のリンクを見ると松原みきさんの所属事務所であるポケットパークが運営するオフィシャルツイッターやインスタグラムが新たに開設されていてみきさんの記事や懐かしい写真がアップされています。これは新たにファンになった人や海外の人にも素晴らしい体験になりますね!


「『真夜中のドア』はどうやってシティポップのアンセムになったのか」
シリーズ完結編も頑張ります!


最後まで読んでいただいたありがとうございました。個人的な昔話ばかりで恐縮ですが楽しんでいただけたら幸いです。記事を気に入っていただけたら「スキ」を押していただけるととても励みになります!