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【銀座いち分】小川親方劇場。ネタに一体感を持たせる舎利の包容力に舌を唸らせる「銀座いち分」

東銀座駅徒歩7分 、銀座駅徒歩12分
銀座2丁目にあります銀座いち分さんへ訪問です。

2017年6月にオープンしたお店で
銀座7丁目の「鮨おがわ 銀座」が移転リューアルしたお店です。
小川親方とは鮨おがわ銀座時代約6年ぶりの再会となります。

外看板はありませんので最初の方は少し迷うかもしれません。

店内は木材をふんだんに使用した温かみのある落ち着いた雰囲気のカウンター9席のみ。
席間隔を広くとりゆったり食事を楽しめます。

一斉スタートのお店で1回転目18時〜、2回転目20時15分〜の2回転制となります。

店主の小川武士親方は
大学卒業後24歳に日本料理店、青山と麻布十番の鮨屋を経て2013年に「鮨おがわ銀座」を開業。2017年6月に「銀座いち分」さんとして完全独立。

鮨おがわ時代と比べると少し柔らかめになった舎利は佐賀県ヒノヒカリと古米のブレンド。
熟成赤酢と米酢をブレンドしており酸味は穏やかに仕上げて口の中での解け方良好です。

つまみは鮨おがわ時代から出ていた
懐かしきマグロステーキや、金目鯛等の魚ベース出汁に蟹味噌を足して更に濃厚にして食べる毛蟹と筍の茶碗蒸し、そして金目鯛には酢味噌を和える摘みなどお酒に合うラインナップ。

握りは閖上の赤貝は香りの広がり方素晴らしく、塩のみで食べる1週間乾燥熟成の小田原産の鯛はジワっと濃い甘味が口の中を駆け抜けます。
平貝はサクサクした歯切れの良さに舎利の酸味とタネの甘みのバランスが良く、噛み締める度に甘味を旨味を振りまいてくれます。

そして赤貝のヒモに花山葵を巻いた巻物は
鼻に抜ける花山葵と赤貝の香りが相まり
それを包み込む舎利の包容力で調和が取れて
めちゃ旨!な巻物でした。

2回転目なら予約も割と取りやすいお店なのに、クオリティ非常に高い使い勝手の良いお店です。

小川親方はしれっとしながらも
旨い鮨を提供する、そんなお店です。笑
久しぶりに小川親方の旨い鮨を堪能しました。

ご馳走様でした!

【おまかせコース33,000円(税込)】
🍽毛蟹と筍の茶碗蒸し
🍽蛍烏賊と数の子の味噌漬け
🍽お造りセット
小田原産ヤリイカ、東京湾タコ、北海道根室バフンウニ
🍽あん肝 北海道噴火湾
🍽マグロステーキ
🍽金目鯛のうるいと酢味噌和え
🍣赤身
和歌山県 那智勝浦 延縄 樋長さん
🍣トロ
🍣赤貝
🍣車海老
🍣細魚昆布締め
🍣鳥貝
🍣〆鯖
🍣ムラサキウニ 東沢水産
🍣ミル貝
🍣鯛昆布締め
🍣金目鯛
🍣伊佐木
🍣平貝
🍣黒ムツ
🍽玉子
🍣赤貝のヒモと花山葵の巻物
🍣干瓢巻き



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