ヨガの目的を一言にまとめると?〜『読むだけヨガ講座』
こんにちは。
マインドフルネスコーチの清水裕貴です。
理学療法士が書く『読むだけヨガ講座』
スキやフォローいただき、ありがとうございます。
今回はヨガの目的について書いていきます。
ヨガの目的の前に、そもそもヨガって何?
という素朴な疑問が湧いてくるかもしれませんね。
ヨガとは?これは、ヨガの経典の一つヨーガスートラの1章2節に
ちゃんとヨガの定義が書いてあるので紹介しますね。
ヨーガとは心の作用を止滅することである。
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ちーん。
僕は、初めてこの一文を読んだ瞬間、ヨガスートラの本を閉じました。
「間違った本を選んでしまった。」と思ったからです。
意味が不明だし、怪しい感じがするし、自分が目指すものと違っていると感じたからです。
この一文の意味は後で少しずつわかってくることになるんですけどね。
なので、今回はこの部分は割愛して、
もう少し僕たちの現実レベルの話で進めたいと思います。
ヨーガとは心の作用を止滅することである。
については、またどこかでお伝えしたいと思います。
さて、本題に戻りヨガの目的ですが、
ヨガの目的を一言で言うと、
「心がととのった状態でいること」です。
なので、
ヨガとは、心がととのった状態でいるための方法やテクニック集
だと考えています。
ヨーガとは心の作用を止滅することである。
という解説よりは、
ヨガが身近で現実的になったのではないでしょうか。
じゃあ、もう少し進んで。
心がととのった状態ってどんな状態?
という疑問が湧いてきますよね。
これは人によって色々あるかもしれませんが
真剣さと穏やかさが共存した状態
これが僕は心がととのった状態だと思っています。
真剣に目の前のことに突き進むだけでは、いつかは疲れ果ててしまいます。
一方、穏やかさだけでは、やる気が起きず動くことができません。
だから、
真剣でいながら、穏やかでいること。
相反する状態が共存する状態が心がととのった状態です。
この捉え方は、
日本ヨーガ瞑想協会会長である綿本彰先生のレッスンや著書から教えていただいたもので、自分自身の体験としてもしっくりきています。
スポーツでいうゾーン(Zone)というのもこの状態だと思います。
ちなみに、ヨガではこの状態を瞑想(状態)と言います。
今回のテーマ
ヨガの目的とは?を説明すると
心がととのった状態でいること
=瞑想(状態)でいること
=真剣でいながら、穏やかでいること(Zone)
これをレッスン中だけではなく、日常生活の中でも活かしていく方法やテクニック集がヨガなんですね。
ヨガの定義や目的からも
”心をととのえる”ことがヨガではかなり中心に据えられているということです。
次回は、ヨガの呼吸法やヨガのポーズと”心”の関係をお伝えしますね。
また、次回も読んでいただけると嬉しいです。
理学療法士が書く『読むだけヨガ講座』
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