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ボラバ日記 北軽井沢編2013HolidayS⑤

10月9日
AM6:06
GPK

珍しく前日に休みと宣告されていた朝
珍しく水曜日の休みの朝
さっさと行動に移りたいのだが、七時から母家で朝食
九時から病院とすぐには動けないので、しばらく部屋で仮面ライダー555のサウンドトラックを聴いて過ごす
俺の愛読書の杉原爽香シリーズ最新刊『新緑色のスクールバス〈杉原爽香40歳の冬〉』を読んで過ごす

AM8:26
ヤドカリ起動
車の乗り込むと前方にニャン太確認
車内から呼んだら寄ってきた
ドアを開けたら乗ってきた
しばし車内でニャン太と戯れる

う〜ん出掛ける時に限って甘えてくるんだから〜♡
AM8:35
長野原町へき地診療所
九時から診察かと思ってたら、すでに始まっていた
なのであまり待たずに診察終了〜♪
こんな事ならニャン太と遊ばず、早く来ればもっと早く診察が終わって遊びに行けたな
AM9:11
浅間高原温泉
以前から気になっていた廃泉
桐渕のお母さんと荻ちゃんから源泉は渇れて無く、まだ生きていると聞かされたので確認しに来た
如来られそうな垂れ湯はなさそうだ(´・ω・`)
AM9:23
長野県突入
北軽井沢から軽井沢へ
国道146号線を南下する
AM10:08
懐古園

全国的にも珍しく城下町より低い穴城で白鶴城や酔月城とも呼ばれた小諸城址
浅間山の火山灰で出来ている谷と丘を利用して造られた水を用いず、崩れやすい断崖が堅固な要塞で日本百名城に選ばれている
現在は苔むした野面石積の石垣・樹齢五百年といわれるケヤキの大樹などが楽しめる公園に整備された信州随一の名所
また桜名所百選にも認定されている
AM10:13
武器庫

1817年藩主牧野康長公が建てたもの
廃藩後取り壊され八幡村・依田仙右衛門宅へ移し更に東京へ移築ししようされていた
現在壊古園に建つ武器庫は再建されたものである
特に見応えはない
AM10:17
草笛演奏機

1980年まで22年間に渡り、雨の日も風の日も難しい説教に代えて、草笛の優しい音色で旅人や子供達に教えを説いていた横山祖道草笛老師
その場所に建つ蓄音機からは横山祖道草笛老師本人の千曲川旅情のうたの演奏が流れる
AM10:23
東屋

桜の名所でもある馬場跡に建つ休憩所
小諸八重桜枝垂や石垣が眺められる
馬場跡は長く石垣と共に楽しめる♪
AM10:25
千曲川旅情の詩碑

小諸時代に作詞した島崎藤村の碑も建つ
AM10:26
水の手不明御門跡

小諸城の背面にある搦手にあり、左右の石積みの間には間口九尺の門があった
屋根の上は通路になっていて、その先端には見張り役がいた曲輪があった
千曲川一望である♪
AM10:30
高濱虚子句碑

紅梅や
旅人我に
なつかしき
と刻まれているらしい
AM10:33
臼田亜浪句碑

雪散るや
千曲の川音
立ち来り
と刻まれているらしい
AM10:37
天守台

三層の天守閣があった場所
1626年の落雷により焼失する
意外と狭い敷地に建っていたんだな(´・ω・`)
AM10:40
本丸跡

全国でも数少ない自然石の野面積みの石垣で囲まれた城郭で中心をなす曲輪
現在は懐古神社が建つ
AM10:41
鏡石


山元勘助晴幸が鏡変わりに愛用していたと伝わる表面がつるつるに磨かれている石
鏡にはならんだろ〜
AM10:42
壊古神社

御祭神に小諸藩主牧野氏歴代の霊に菅原道真・火之迦具土命を祀る懐古園内に建つ神社
1881年、旧小諸藩の士族らにより小諸を治めた牧野氏の歴代藩主の霊を藩政時代から城内の鎮守神として祀ったのが始まり
立派な神社である(*´ω`*)
AM10:44
壊古園の碑

1880年に懐古園が造られた時の記念に建てられた碑
題額は勝海舟の書だとか…
AM10:45
小諸領境界石標

1806年建立
東 追分けの原
西 笠取峠に立っていたのを廃藩後本丸に移築
壊古神社鳥居前に建つ
AM10:47
お駕籠台跡

殿様が乗る駕籠が待機する為に設けられた施設
そんなに広くない
AM10:48
黒門跡

別名そろばん橋の黒門橋を渡った左手
小諸城の一の門
数少ない小諸城の遺構は現在、正眼院の山門として保存されている
AM10:49
荒神井戸

寛保の大洪水の後に掘られた城内唯一の井戸
推定樹齢五百年の欅が真ん前に聳え立つ
AM10:51
藤村記念館

詩人・作家島崎藤村の顕彰を目的に設立された文学館
島崎藤村の遺品や遺墨並びに関係資料を展示している
館外には椰子の実詩碑が建つ
AM10:59
懐古園稲荷神社

藩主牧野公が元禄15年に越後の国与板藩から小諸藩かに入封された際ともに与板藩かより遷座された神社
AM11:02
南丸跡
武器庫等が置かれていた場所
また城主の通行や祝い事のあるたびにウグイスの鳴き声をたてていたといわれる鶯石がある
AM11:03
北丸跡
隠居所跡
現在は弓道場・小諸懐古射院
AM11:05
中仕切門跡

三層の優美な門があった場所
そんな門があったのは二条城と小諸城だけと言われている
現物を観てみたかったな
AM11:07
二の丸跡

旧白鶴城という徳川秀忠が関ヶ原合戦に赴く際に逗留
真田氏との上田合戦の本陣にもなった
また浅間山一帯やアルプス山脈が見渡せる眺望の良い高台でもあり大切な客人を迎える場所でもあったとか
城石には若山牧水の短歌も刻まれるらしい…
AM11:08
二の門跡

二の丸の入口
二層の門が建っていた
小諸義塾塾長・木村熊ニのレリーフが石垣ひ埋め込められている
AM11:11
三の門

二層の門で1615年創建
1742年の大洪水で流出するが1765年再建
両塀に矢狭間・鉄砲狭間が付けられた戦闘式な建物
扁額は徳川家達による筆
懐古園の顔として一番見応えのあるスポット
国指定重要文化財である
AM11:16
大手門跡

一度懐古園を離れ地下道で、しなの鉄道を渡り、駅側に出る
そこから数百m歩くと現れる小諸城の正門である
1612年、藩主の仙石秀久が小諸城を築いた時代に建築
五間幅の二層入母屋造の櫓門
桃山時代の建築様式を備えた東日本における城郭建築の中でも初期の代表的な城門
小諸城の城郭配置から表玄関にあたり、本丸から数えて四番目の門なので、江戸時代には四の門ても瓦門とも呼ばれていた
平成に入り大規模な修理を経て、江戸時代の姿を現代に残す国指定重要文化財
現在は大手門公園として地元の人々に親しまれている
AM11:21
小林金吾商店

明治時代からの繭問屋
大正初期の建物で小諸宿周辺地区修理修景事業実施建造物
AM11:24
小諸宿本陣主屋

江戸時代中期から明治維新まで北国街道小諸宿にあった本陣
1878年からは佐久市の桃源院に移築されて本堂や庫裡として使用されていたが1995年に小諸市に寄贈されたことで現在地に移築再建
1997年に歴史資料館として公開
現在は歴史資料館と言うより手仕事ギャラリー
小諸宿を舞台にしたアニメ・なつまちやおもてなしサロンなど企画・イベント発信基地となっている…
AM11:31
旧小諸本陣

小諸宿の問屋を兼ねた本陣
18世紀末から19世紀初めの建設と推定
北国街道沿いに往時の家構えのまま残る
明治中頃上田家から田村家の所有となる
国指定重要文化財
現在内部は非公開
AM11:37
旧脇本陣 粂屋

本陣の次に大きな建物は格式を感じさせる式台の玄関があり、その奥には座敷
また二階の手すりや看板を下げるまねき屋根など江戸時代の旅籠の姿を現代によく伝え残している
明治時代には一般の旅籠となるが小諸宿で一番の人気のある旅籠だったとか
中庭の奥には、明治時代に上級の客のために増築した美しい離れがあるらしい
AM11:40
養蓮寺

1493年に開かれた浄土真宗の寺
江戸時代の名力士・雷電為右衛門の生家の菩提寺で雷電が幼少の頃からこの寺で水汲みをしていたと伝わる
また江戸から着物の袂に入れて持ち帰ったと言われているたもと鐘が納められている
AM11:44
丁子庵

本場信州の手打ちそば屋
穀屋として造られた黒磨き漆喰蔵造りの町屋
120年の歴史を持ち総ケヤキ造りの店内は落ち着いた雰囲気らしい
この日は定休日
また映画・男はつらいよのロケ地
寅さんファンの俺としては此処でそば食っておきたかった(≧ω≦)
AM11:45
麺賊夢我夢中

大塚酒造の小売り部として大正時代の建物
奥には蔵もあり、地元民には、角の大塚と呼ばれ親しまれていた
現在はラーメン屋さん
外観を楽しんだだけで、食べないけど…
AM11:46
田中ちょうちん屋
小諸宿周辺地区修理修景事業実施建造物
昔と変わらず、提灯を作り続けている様だ
AM11:47
小諸郵便局発祥地

明治五年に小諸郵便取次所がこの地に開設
現在は古びた門の前に書状集箱がある
AM11:50
ご馳走屋火付盗賊

小諸宿周辺地区修理修景事業実施建造物
此処も又ラーメン屋みたいだ…
でも営業中とも春夏冬中とも掲げられておらず消火中…
開いてるのか閉まってるのか判断出来ない看板だ💦
AM11:52
北国街道ほんまち町屋館

昭和40年代まで味噌醤油醸造業を営んでいた旧清水屋を商家の造りをそのままに活かし、会議やイベントなどに利用できる多目的施設
登録有形文化財である
外観のみ楽しむ
AM11:53
大塚酒造本店

江戸時代後期からの造り酒屋
本町の古い町屋の典型といえる建物
ショーウインドウには酒造り用具らしき品が展示されていた
AM11:54
塩川塗料店

江戸時代の本町庄屋屋敷
庄屋と問屋を務める旧一文字屋・塩川五右衛門
天井の低い厨子二階
中央が吹き抜けで天窓が付いている建物造り
かつては間口十間の大規模な町屋だったらしい
現在は塗料以外に新聞や鉄砲火薬なども販売しているらしい
AM11:56
大塚魚店

登録有形文化財
大塚魚店旧店舗兼主屋
ゲルツのフォールディングカメラを展示していた
現在は魚屋はやっていない様子
PM0:00
健速神社

御祭神に健速須佐之男命を祀る神社
平安時代に創建された古社で古くから産土神として信仰されてきた
寛文年間に小諸藩主だった酒井氏は悪政をした事で領民の生活が困窮
1675年に現在地に遷座
歴代藩主からも崇敬され特に仙石秀久は参拝を欠かさなかったとか…
例祭は千年を超えると言われ、神事である浦安の舞が奉納
水掛けや渡し台・神輿が市中を荒々しく練り歩く祇園祭は小諸で最も賑やかだとか…
俺的には気を感じられない寂しい神社だったかな(´・ω・`)
PM0:04
そば七

石臼曳き手打ちそばの店
脇本陣代として建てられ立派な玄関屋根を持つ江戸後期の建物
外観のみ楽しむ(*´ω`*)
PM0:05
大和屋紙店

小諸宿周辺地区修理修景事業実施建造物
和紙だけではなく紙人形等や紙関連の商品も色々販売している
PM0:06
萬屋骨董店

小諸の豪商達が力を合わせて明治中頃に建てられた旧小諸銀行
厚い土壁の本格的土蔵造り
一階から立ち上げた袖うだつ、明治の小諸商人の勢いを感じさせる
珍しい骨董品と共に伝統的な建物が楽しめる
登録有形文化財である
PM0:07
大塚味噌醤油店

江戸時代建築の母屋と大正時代建築の蔵が並んで建つ小諸宿周辺地区修理修景事業実施建造物
店の創業は明治二十年で現在も老舗の味を守り営業中
PM0:08
旅籠つるやホテル

1682年より此処で旅籠を営んでいる老舗旅館
江戸時代から続く唯一の宿泊施設である
1992年にホテルとしてリニューアルオープン
現在の当主で13代目
割烹つるやも併設している
此処でランチでも良かったな
PM0:09
ギャラリーつたや

創業三百年を超える老舗旅館で太平洋戦争中には高浜虚子が疎開で逗留した旧つたや旅館
1657年、つたや七左衛門の屋号で開業
大正時代に旧小諸銀行を模して建てられたもので木造二階建て・入母屋・桟瓦葺き・平入り・海鼠壁風の意匠を施し二階を白漆喰一階を黒漆喰で仕上げている造り
高浜虚子が使用した部屋は現在も保存されている
PM0:12
光岳寺

元小諸城の足柄門旧北国街道に面して立つ阿弥陀如来をまつる浄土宗の古刹
山門は江戸中期のもので小諸城下では一つしかない二階建ての楼門
小諸宿を代表するスポットである
PM0:19
海応院

1544年開山の曹洞宗の古刹
境内で発見された濃い紫の八重の花・こもろすみれの群生地である
また樹齢370年の松・潜竜の松は実に見応えのある木♪
PM0:22
酢久商店

江戸中期から酢・味噌醤油を醸造
関東から仕入れた畳表・鰹節・茶・塩等を長野県内に流す問屋業としても成功し、小諸藩の御用商人として藩にお金を貸して武士に近い身分を与えられた旧家
小諸商人のリーダーとして鉄道開通・製糸工場の建設などに取り組み小諸の発展に貢献
明治初期に呉服商からこの建物を買い取り、山吹味噌のブランドで全国的に有名な味噌屋にまで発展
現在も現役で味噌を作り隣に直売所を設けてる
門頭上の看板や布袋の彫刻が見事♪
PM0:26
セブンイレブン小諸店
小腹が空いたので買い食い
無駄遣いの外食をやめて買い食い
塩おにぎりを買い食い
PM0:34
島崎藤村旧栖地

藤村が小諸義塾に赴任し冬子と結婚して構えた馬場裏の旧居跡
現在は有島生馬の筆による藤村舊栖地の碑が建っているだけ…
しかし藤村が住んでいた家屋は佐久市の貞祥寺に移設されているらしい
PM0:35
藤村ゆかりの井戸

明治32年から小諸に暮らした島崎藤村夫妻が毎日、水を汲みに来た井戸
ロープと桶で水を汲み上げるつるべ井戸で藤村が早朝に洗顔し、一日の生活を始めた場所
洗いものなどに通い近隣との交流を深めた由緒ある井戸である
PM0:41
揚羽屋

千曲川スケッチにも実名で登場した島崎藤村がよく通っていた一膳飯屋
島崎藤村が書いた店の看板はお店の中に飾ってあるらしい
PM0:44
停車場ガーデン

小諸駅に隣接する元鉄道施設の跡地を活用した複合施設
ハーブの香り舞う庭もお洒落
食事やカフェも楽しめる俺には似つかわしくないスポット
明治時代の煉瓦造りの鉄道施設・油庫が隅にポツンと建つ
PM0:48
小諸義塾記念館

小諸の青年達の要請に応えて木村熊二によって造られた私塾・小諸義塾の博物館
当時の本館校舎を改修復元し義塾の資料を展示する施設
塾で使っていた当時のオルガンと椅子や木村塾長自ら彫った聖句が刻まれている木村熊ニ愛用の杖の展示がおいら的に見応えあった
また館外には島崎藤村かの惜別の歌の歌碑
PM0:53
小諸義塾跡

小諸駅まで架かる高架・東西自由通路下に石碑が建つ
記念館のすぐ近くだわ
PM0:57
徴古園

再び懐古園
小諸城ゆかりの武具や古文書・歴代城主の写真のが展示とこの日一番見応えのあったスポット
中でも牧野家家宝である左甚五郎作の喜内様・阿福様木像はつい見入ってしまった♪
PM1:08
小諸市動物園

懐古園内にある無料動物園
まず川上犬さくらが出迎えてくれる…
犬がいる動物園ってw
それからオウム観てサルと遊んでリクガメ撮ってペンギンと戯れて動物園巡り
ライオンがいたのにはビックリ
PM1:25
富士見台

その名の通り日本が誇る最新世界遺産・富士山が見える休憩所
晴れた日にちょびっと見えるらしい…
此処を最後に懐古園を出る
小諸宿と合わせて結構楽しめたな懐古園♪
PM1:34
こもろ寅さん会館

映画・男はつらいよミュージアム
小諸が舞台になったシリーズ第40作・寅次郎サラダ記念日をメインに展示し、シリーズ全作ポスターや寅さん衣装一式・山田洋次監督コーナー等があった…
現在休館中(´;ω;`)
なので金の寅さん像を写真に撮る

PM1:35
小山敬三美術館

浅間火山岩石園からはじまる
そんな庭を歩き抜けると小諸出身の小山敬三画伯の美術館に辿り着ける
第一展示室と第二展示室に別れており浅間山をモチーフにした作品が多く展示していた
独特な描き方で面白かったが俺的にはつまんなかった
館外には眺望百選に選ばれた木立の間の千曲川を一望

此処が一番良いんでない♪
PM2:00
鹿嶋神社

東北地方・関東地方を中心として全国に約六百社ある茨城県鹿嶋市の鹿島神宮を総本社とする神社
御祭神に武甕槌神を祀っている
駐車場には鹿嶋古墳と呼ばれる横穴式円墳の蓋石・側壁の一部が無造作に設置されている
参拝後、小諸を脱出
本当は小諸を早く切り上げて上田に行きたかったのだが思いの外に時間を喰ったからこれにて終了〜
帰路に着く
PM2:24
宮脇書店西軽井沢店
欲しい本を求めて立ち寄り
でもなかったから立ち読み
PM3:13
宇佐美軽井沢SS
レギュラー154円
北軽より六円も安い!
でも三千円分しか入れないというw
PM3:56
群馬県突入
軽井沢から北軽へ
小諸観光を終え、北軽帰還
PM4:20
GPK
ファーム帰還
早速晩酌開始である
テレビを点けたら直ってたからバラエティーを視ながら晩酌

ブロッコリーを肴にヘルシーに晩酌
一日を振り返り晩酌
はぁ〜あのまま放浪に出たかったなw
そんな旅ってやっぱ良いな〜と実感した一日
今宵は酒が旨いぜ(≧ω)b

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