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インドを旅する時のアドバイス

BGM : 高木正勝 / うそひめ
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去年の秋、僕は十日間インドで一人旅をしていました。

先日、友人 ( の友人 ) がインドに行きたいと相談を受けました。

彼女に、僕がインドに渡航した時に 調べたこと / 気がついたこと をまとめた PDF を作りました。
せっかくなので、興味のある方に向けてその内容をシェアします。

インドに行きたい方必見。

ブログの中にある写真は僕がインドで撮ったものです。

クリックすると、僕の Instagram に行けます。
気に入ったら是非フォローしてください。

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1. インドの観光ビザについて

インドの観光ビザ ( E-visa ) はここから申請できます。

日本語で申請はできず、英語のみになります。
また、観光ビザについてここに詳しく書いてありました。

渡航時に観光ビザを受け取る⽅法もあるそうですが、僕は上のサイトから ETA を取得して渡航したので、渡航時に観光ビザを受け取る方法についてはイマイチ分かりません。

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2. ワクチンについて

日本のように清潔でないインドでは、病原菌が沢山あります。

僕は渡航前のワクチンについて大使館の情報を参考にしました。

「渡航してすぐにお腹を壊して寝込んでしまった」という話も聞きます。
ワクチンは高いですが、なるべく摂取することをお勧めします。

僕は上の表を元に " A型肝炎 "" 腸チフス " のワクチンを事前に受けました。
各1万円で、合計約2万円です。

これを受けることによって、現地のインド⼈たちと⼀緒に屋台のカレーを楽しむことができます!
( ⼀食20〜200円くらい。激ウマ!)

また、インドは狂⽝病の発症率が世界⼀で、野犬も沢山います。

ただ、狂犬病のワクチンは1万円のワクチンを3回摂取する必要があるので ( 合計3万円 ! ) 、よほど辺鄙な場所に行かない限りは受けなくても良いんじゃないかと思いました。

とはいえ、狂⽝病は発症すると最悪死んでしまうので、渡航者ご⾃身で判断する必要があります。

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3. 渡航先の都市について

インドはとても広く、都市によってかなり特⾊が異なります。
いくつか、都市の特徴を書いていきます。

・デリ
インドの最⼤都市。
場所によると思いますが、僕が滞在していたところには観光客がほとんどいませんでした。
外国⼈が珍しいらしく、メトロに乗ると遠慮なくガンガンに見られます。
観光地化していないからこそのリアルな現地の⽣活を見ることができます。
ただ、バザールなどの観光地に行くと観光客ばかりです。

・リシケシュ
ヨガの聖地です。
ビートルズがヨガをしに来たアシュラムなんかもあるようです。
ヨガをしたい人は、アポなしでアシュラムに行っていきなりコースを受けられます。
金額は1コース⼤体200円くらいから。
ヨガを⽬当てに人が集まるので、観光客が多いです。
また、ガンジス川の上流に当たるので、綺麗なガンジス川で沐浴することができます。
(僕はやってません)

・バラナシ
インドの中でも特にコアなところです。
インド中からガンジス川で沐浴する為にインド⼈が集まります。
僕は⾏っていませんが、ここも人気のある観光エリアです。
死体も浮いているらしく、かなりハードな経験ができるんじゃないかと思います。
(ここで沐浴するのは勇気がいそう)

・南部
リゾート地です。
バラナシのようなハードな印象とは打って変わって、⼤自然を楽しんだり、ボートで優雅にワンダリング、なんかもできるそうです。

目的別に書くとこんな感じです。
現地の人との生活→デリ
ヨガ→リシケシュ
神聖なもの→バラナシ
リゾート→南部

この中で僕が実際に訪れたのはデリとリシケシュだけです。
デリで考え事して、リシケシュでヨガしてました。

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4. 滞在費について

僕がインドに⼗日間滞在して使ったお金は2万円です。

宿泊費、デリからリシケシュへのバスの往復、⻝事、全て含めてです。

ワクチンとほぼ同額。激安。

買うものをきちんと値切って適正価格で買えば、インドでの滞在費はかなり抑えられます。

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5. お勧めの宿

僕がデリとリシケシュで滞在したホステルです。
安い上に、清潔感があります ( あくまでインド基準 ) 。

どちらも男⼥混合のドミトリーです。

・Stops hostel (デリ)
よく⾒るとデリ以外にもあるチェーンみたい。
朝食付き、トイレには紙があり、毎⽇清掃に⼊ってくれます。
一泊 1,200円程度です。

・Bonfire (リシケシュ)
ご飯なし、トイレ紙なし、スタッフがめちゃくちゃフレンドリー
⼀泊800円くらいです。

Stops hostel には他のエリアから来たインド人が多く、Bonfire はヨーロッパ圏から来た人ばかりでした。

十日間で日本人に会ったのは一度だけ。
Stops hostel で世界を回っている二人組の大学生に会いました。

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6. 便利なアプリ

僕が現地で利用した / 現地で仲良くなったインド人の友達が利用していたアプリです。

・redBus
⻑距離バスの検索アプリです。

・Zomato
現地のレストランを調べられる⻝べログ的なアプリです。

・Ola Cabs
現地のUber的なアプリです。

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7. 詐欺について

インドに滞在していると、当たり前のようにぼったくられます。

500mlのコーラを300円くらいで売ろうとしてくるのは当たり前 ( 本当は70円くらい ) 。

ぼったくりだけなら良いけど、かなり狡猾な詐欺や、睡眠薬強盗も横行しています。

対策するためには、渡航する前にきちんとどういったことが起きているのかを知る必要があります。

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りり記

この⽅のブログに、どんな詐欺があるのか詳しく書いてあります。

インド人のイケメン詐欺師
インド人詐欺師の巧妙な手口。

僕は上の記事とまるっきり同じ詐欺に遭って$700くらい取られそうになりました。

2万円で十日間滞使できるインドで、$700はかなりの大金です。

詐欺師は生活が掛かっているので本気です。
本気で僕たちを騙しにくるし、睡眠薬など、あの手この手で僕たちのお金や荷物を奪いに来ます。
犯罪であるということは、もはや抑止力になりません。

正直、ほとんどの日本人にとって$700は最悪泣き寝入りできる金額でしょう。
しかし、被害を受け入れる人がいる限り、詐欺師は「まだイケるわ」とその詐欺行為を続けます。
そして被害を受ける観光客がいなくなりません。

是非、渡航前にきちんとイメージし、現地でのイレギュラーに対応してください。
でも、最後はお金や所持品よりも命が大切なことを忘れないでください。

この方のブログでは、他の記事でインドのおすすめスポットについても書いてあります。
僕も渡航前に大いに参考にしました。

少し古いですが、今でも頼りになる優良なブログです。

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8. 渡航前におすすめしたい本

最後に、インドへ渡航する前に是⾮読んで欲しい本を紹介させてください。

上田紀行 / かけがいのない人間

上田紀行さんは東京⼯業⼤学でリベラルアーツを教えている教授です。

「かけがえのない⼈間」では、上⽥さんが学⽣時代にインドへ⾏った時の話、ダライ·ラマと対談した時の話が載っています。

これを読んで僕はインドへ⾏くことを決めました。

インドのガイドブックは⼀冊も読んでいませんが、ガイドブックではなくこの本を読んだことが、インドでの滞在を楽しめたことに繋がったと思っています。

ちなみに、僕は上田紀行さんの「⽣きる意味」という本を5年前くらいに読んだことが⼀つのターニングポイントになりました。

どちらも本気でオススメします。

上田紀行 / 生きる意味

以上、僕がインドに行く際に 調べたこと / 気がついたこと ことです。
参考にしてもらえると嬉しいです。

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ここからは、僕がインドで 学んだこと / 感じたこと について、もう少しお付き合いいただきたいのですが・・・。

せっかくなので続きは僕の元のブログまで読みに来てください。

dig yourself ▷ in London.

インドのことだけでなく、イギリスでの生活の日常を綴っています。

ブログには連絡先も載せているので、気になったことがある方は気軽に連絡ください。

ここまで長い記事を読んでいただきありがとうございます。

「インドに行ってみたい」

そう思うなら、行くのは今です。

何故なら、10年後、20年後のインドは、今あなたが見たいと思っているインドとはきっと異なった国になっているからです。

皆さんの刺激溢れる、安全な旅を願っています。


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