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#1 日本語パートナーズでベトナムへ行く!

皆さんは日本語パートナーズを
ご存知だろうか。(以下NP)

NPは国際交流基金の活動の一部で
2014年より東南アジアの中等、高校等に
日本から人材を派遣するプログラムである。

簡単に説明してみると、
アジアで学ぶ日本語学習者や現地指導者の
日本語教育支援や文化紹介などを通して
学習者の学習意欲向上を目指す。

そして
派遣された私達(NP)は現地での生活や
交流を通して派遣地域の文化や言語を学び
双方に有効な関係を築くための活動
である。

更に詳細を知りたい方はNPのサイトをご覧いただきたい。

私は今回、
この日本語パートナーズの
プロジェクトに参加
し、
ベトナムで日本語を学ぶ中学生や高校生に
出会うチャンスを与えられた。

もちろん教師経験は、ほとんどない。
地域の文化センターや市民会館などで
ボランティアとして外国人に週2回
日本語を教えたことがある程度だ。

私にとってそれは、
やりがいのあることだったが
自身のスキル不足
上手く教えることができず、
やるせない自分がいた。

もともと、言葉が好きで
留学後、日本語について興味を持ち
コロナ禍のおうち時間に
日本語教育のオンライン学習を進めたが
その頃は まさか自分が
しかもベトナムで中学生に
「せんせー!」なんて呼ばれることを
想像すらしていなかった。


ここからは、
・NP活動に興味がある方
・ベトナムの生活に興味がある方
・ベトナムの日本語教育や学校生活について

(・単なる自分への記憶の記録としても)
これらに興味がある方にも
役立つような記事を書いていこうと思う。

この活動を通して感じたことは
「百聞は一見に如かず」
「当たって砕けろ」
ということだった。

ハノイの街の様子

私はこれまで、
若くて、活気のあるこの国の魅力を
ほとんど知らずにやってきた。

おかげでこの国の食文化や民族性、
言語や気候など様々なことを
目を丸くして
日々感動し、学んでいた。

そして、
自分の国が改めてどんな国なのか、
他の国からどのように見られているのか。
私は日本の何を知っていて、
何を伝えられるのか。
とても不安だった。

でも、曲がりなりにも
「せんせー」として
ベトナムで生活していく自分が
やってみて失敗したり
行ってみて感じたこと
壮大すぎるかもしれないが、
「自分が今ここで生きている」と
いうことを実感していた気がする。

これは
私の日本語の「せんせー」としての
第一歩である。

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