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『反社会性論考』②



-前回①で「究極的には、社会性なんか要らねえんだよ!」と吠えてみたあと、急に日常のくだらない小さな社会性のことが気になり出し、神経症状になっていたが…。

-金稼ぐのに社会性は多少は必要。この辺の塩梅は亀の甲より年の功、のらりくらりやるにも経験から来る技術が必要。

-ローカルコミュニティの社会性というものがある。狭義の社会性と言ってもいい。だが、広義の社会性については、実態が複雑怪奇で、オレにもわからない。

-いまはファシズム宜しく、反知性主義全盛の時代であるが、広義の社会性とは、要するに全体主義のことなんではないか。仮説。

☆猛威を奮う社会性

-『悪意の社会性』でも書いたが、現代は利己主義者が社会性を悪用するケースが非常に多い。しかし、なぜここまで社会性がクローズアップされるようになったか。その理由は、日本社会にあった倫理が著しく低下したか、そういう類の倫理は元々なかったか。

-かつては、少なくとも昭和までの日本人の意識では、世間様っていうのが、まあ馬の骨の集合体的に存在していた。

-それと同時に、ローカルコミュニティ最強、地元最強といったローカリズムというか、ムラ社会最強論っていうか、ムラ社会最強論ってアタマ悪そうだろ?

-要するに、ムラ社会最強で反知性主義で強欲な拝金主義者のことだ。田舎者が偶然成功して(努力は万能ではない)、倫理も教養もないのに、黒くてデカイ車を乗り回して威張っているような連中に頼みたい。

-日本の国土の80%が山地や森林など、居住に適さない土地であり、残りの20%に1億数千万の人口がひしめいているのに、そこすら取り合っている。日本の国土は居住に適さない土地ばかりで、居住スペースは狭い。

-だから、デカイ黒い車は邪魔。家族を守る、そりゃ大事かもしれないけど、アンタの家族を大事だと思ってるのは、アンタだけかもしれないし。色は黒でもいいんで、軽自動車か自転車にしてください。

-あとオープンカー乗り回すそこのおじさん、ここイタリアじゃないんで!日本は湿潤なアジアですから、地中海みたいな気候じゃないんで!熱中症になるぞ!

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