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大学生だった私たちの20年後のお話。人はこんなに変わるんだ。

ん?

これは何だ?

やや?

んーーーー?

ドドーーーン!

うわ~!
こ、これはっ!

大学の卒業式の写真じゃないかーー!

え?大学卒業??

七五三の写真みたいやん・・・。

やばいね(笑)
でもこれって20年以上前だからね、今時の大学生みたいなキラキラ素敵な卒業生にはならないんだよ、どうしたって。時代よ、時代!

え? 違う?
そういうことじゃない?

顔とかパンパン?
ポーズがやばい?
髪型?
そうねー・・。
ま、田舎だからぁ、、、


どうしてこんな写真を公開することになったのかと言うとね、この前の週末に、大学時代の古い友人に20年ぶりに会ったの。その時にね、その友人がこの「恥」しかない写真をプレゼントしてくれたの。私だってこんな自分に20年ぶりに対面してショックだったんだよー(><)
嫌がらせだったのかな?(なんちゃってww)

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週末、大学時代の古い友人に会いました。
20年ぶりでした。
Facebookだけで繋がっていて、多分会うことはないだろうと思っていた遠くに住んでいる昔の友人が、20年ぶりにぬくもりを感じられる身近な友人になりました。

あぁ、この子はこんな風に話すんだったっけ。
こんな声をしていて、こんな具合に間をとり、こんな顔で私の話を聞いて、こんな相づちを打つんだ、と思いました。
そこにはほんわかとした温かさがありました。
Facebookの文章を覗いているだけではわからなかったぬくもりがそこにはありました。


大学時代、私はちょっとクラスに馴染めないような、居心地の悪さを感じている時期がありました。それは多分に私の内向的な性格のせいで、ごく限られた親しい友人にしか心を開くことができなかったからだと思います。

まわりにはいろんな人がいたけど、どんな人なんだろう?という興味をあまり持てなかったように思います。自分の価値観が全てで、自分と違う趣味嗜好の他の人達にはあまり関心がありませんでした。
だから、気の合う親しい友人がいてくれればそれで良かったのです。それ以上にいろんな人と親交を深めたいという気持ちはありませんでした。

そんな内向的な性格は、今でもそれほど変わっていないかもしれません。
結婚して仕事も辞め、いろんな人と上手くやらなければいけない事も無くなった今、もしかしたら前よりもっと人付き合いが苦手になっているかもしれません。

だから、本当のことを言うとちょっと不安がありました。20年ぶりの大学時代の友人と過ごす時間。私はちゃんと話したりできるんだろうか・・?みんなに気を遣わせちゃったり、私のせいで楽しい雰囲気を壊したりしないだろうか・・?

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20年ぶりに会った友人は、何だか昔と変わっているように見えました。醸し出す雰囲気やら話し方やらいろんな部分が、大らかで寛容になったような感じがしました。

あれ?人ってこんなに変わるの?
これが大人になったということなの?

私は何だか少し不思議な気持ちでした。

だって、大学生の頃は話す時ちょっと緊張して、ギクシャクしちゃうような相手だったのに(私にとっては)、何にも考えなくても、どこにも力を入れなくてもすんなり言葉が出てくる。落ち着いてリラックスして話ができる。変な意地や先入観を持たず、相手の言葉を素直に受け止めることができるんです。

私も少しは変わったのかもしれないけど、これはやっぱり友人の変化のせいだと思いました。何ていうんだろう?
友人は真っ白いスポンジのような人に変わっていて、みんなの言葉を真っ直ぐ素直に受け止めているように見えました。

穿った見方や偏見を持たず、真っ白い心で素直に人の話を聞いて、小さなことにも感動して、まるで幼い子どもの心に返ったような、そんな感じがしました。だから私も安心して素直に話すことができたんだと思います。

良いとか悪いとかではなく、誰もがそんな風に変わることはないと思うし、懐かしい友人達の中には変わってないねーって思える人もいます。きっと何か、変化のきっかけとなるような経験が20年の間にあったのだろうと思うけど、きちんと歳を重ねた人になっている友人を私も見習わなくちゃなぁ、と思いました。

そして、そんな風に感じてる自分に気付き、私も少しは変われてるのかなぁ、他人の良いところをちゃんと認めることができる私も、少しは大人になったのかなぁ、と希望的発想(笑)

真っ白いスポンジの心は子どものようで、ちょっと傷つきやすそうな気もするけど、優しく包み込んでくれる旦那さんとたくましい息子くんがいるからきっと大丈夫なんだなぁ。
家族っていいよね^^


人はみんな、傷つかないように傷つかないようにと、いろんなもので心をガードしてるから、そういうガードを無くしてフラットな自分になるということは、少なからず恐いことだと思うんだ。でも、必ず受け止めてくれると信じられるパートナーがいたら、もう恐れることはないんだね、きっと。

恐れる気持ちはいろんなことにブレーキをかける。私はいろんな物を恐れている臆病者で、沢山の殻の中でもがいてる。
「子どものように真っ白い素直な心」一つだけになれたら、もっと楽になれるのにね。

感謝の心
素直な心
恐れない心
信じる心

どんな事も結局は心の鍛錬が大切だよね。
あなたが頑張ってることにも、私が頑張ってる音楽にもさ。


さて、また今日も音楽と向き合おう。


ウスイヒロミ(makkie_777



※追記
と、あらためて読み返してみて、誰かを傷つけるような内容になっていないかと、ちょっと心配になった・・。若い頃は若かったなーって(あたりまえだけど)私もみんなも未熟でさ。
大人になったら、みんなそれぞれの幸せがあって、それぞれの人生を生きているんだなーと思えるから、だんだん丸くなっていくのかな。

夫にも、
「私の友だちがねー、20年ぶりに会ったら菩薩のようになってたんだよー!」って話したら、「20年経ってもお前は邪心の塊のままなのに、友だちは菩薩に昇華してたのかー!がっはっはww」と言われた(笑)

何だか話がそれてきちゃったけど、つまりは友人が素敵な女性になっていた、っていうお話!私は私の人生をがんばる!


ありがとうございます!創作の力と糧に!