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「いま、ここ」を切り取る

GRⅢを手に入れて早一ヶ月。毎日、欠かさずそのレンズを通して世界を切り取り続けています。今まで見過ごしていた日常の一コマも、GRⅢがきっかけで、記憶の片隅に留めるようになりました。iCloudの容量もそろそろ限界を迎えそうですが、それもまた愛おしい悩みですね。

家の近くの自転車やさんに横並びで自転車があったのが面白いと思って撮りました。
勤務先の近くにLUUPがいっぱいあるんですよね。
普段LUUP見かける環境にいないからこんなにいっぱい置いてることを新鮮に感じました。
どこに行ったのかの記録写真みたいですね笑
今までだったら絶対に撮らなかった写真です。
その日に食べたものも写真に切り取るようになりました。

日々シャッターを切る中で、ふと気付いたのは「いま、ここ」という瞬間の尊さ。いつもの場所、いつもの景色でも、見る角度や時間帯によって微妙に違って見える。そんな日常の断片を写真に残すことで、一日一日の記憶がより鮮明に、より色濃く残っていきます。些細ながらも、毎日が特別なものに変わっていく感覚です。

勤務地である渋谷の近くを歩いているときに撮った一枚です。
ビックカメラのトラックを初めて見た気がします。
これも勤務地の近くを歩いた時に見つけたものです。
こんなのがあったんだって後で思い出せるのがいいですね。

この習慣を続けていくうちに、日々の中で新たな発見や感動に出会う機会が増えたように思います。人生は一度きり。そこにある豊かさを少しでも多く感じ取り、記憶に刻んでいくことで、自分の存在がより深みを増していくような気がします。

二股の点字ブロックを初めて見た気がしました。
実は見てるかもだけど、見逃していたのかもしれません。
写真の中に自分も映り込むことで、自分という存在が確かにあることが証明される気がします。

歳を重ねるごとに忘れていくことも多くなりますが、そんな時に写真があれば当時の記憶を思い出すことができます。友人や家族と共にアルバムをめくる時、懐かしい記憶と共に笑顔が溢れる瞬間は、何物にも代えがたい宝物です。写真と共に紡ぐ日々は、人生の密度を一層濃くしてくれます。これからもカメラを手に、人生の素晴らしい瞬間を一つずつ切り取っていきたいと思います。

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