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歌うように

先週、こちらのオンラインチケットを購入しました。

今日の22時まで購入できますよ♪

ブラームスのヴァイオリンソナタ第1番「雨の歌」が大好きな私。

クララ・シューマンの末息子、フェリックスが亡くなった際、クララが気に入っていた歌曲「雨の歌」(元々ブラームスがクララに贈っていたもの)をモチーフにして、このソナタを作曲しました。

ソナタ全体が歌のように美しいメロディで、全3楽章を通して聴くと緻密に作られていることが分かり、統一感のある作品となっています。

演奏を聴いていると、自然と雨に濡れた庭を眺めながら、昔を懐かしんでいる感覚に包まれます。

フェリックスの死をただ嘆き哀しむのではなく、亡くなったフェリックスに対する愛情や感謝の想い、そしてブラームスが生涯愛したとされるクララへの想いが滲みでていますよね。

ここで改めて思うのは、作品に込められた想いを表現することの難しさ。
「雨の歌」はストーリー性の強い曲なので、ある意味表現しやすいのかもしれませんが…
ブラームスってさらっと高難度な技を入れてくるんですよね。

例えば、私がブラームスのワルツを弾くと、とにかく間違えないように、譜面通り弾くことに必死になってしまって、その先の想いを表現しようという所までたどり着けません。


昔々、大学入試の時、実技試験に選んだショパンのワルツでは、作曲の背景を調べ、ショパンコンクールを見て、一曲の中での体の動かし方や指先の所作まで、先生とこだわり抜いて作り込んだものです。

入試の時は大体途中でストップがかかるので、最後まで弾き切ることはないのですが、教室の発表会で演奏できたのは良い思い出です。

要するにその位、時間をかけて弾き込んで、細かい動作ひとつひとつに拘って、暗譜して、そこからやっと作曲者の意図に思いを馳せたり、自分の個性を滲ませたりできるんですね。

ブラームスもショパンも…
いや、どの作曲家も難しいですし、長い道のりですが、だからこそ納得いく演奏ができた時の達成感も大きいのだと思います。

話変わって。

今、フラクタル心理学カウンセラー養成講座で、受講生さん同士でカウンセリングの練習をしています。
カウンセリングにも「型」がありますので、最初は型通りにやっていくのですが、なかなかスムーズにいきません。
途中でつっかえたり、これで良いのかなって不安になったり。
型がまだ頭に入っておらず、マニュアルを見ながらなのでぎごちない。

熟練のカウンセラーのように、臨機応変、自由自在なカウンセリングには程遠いです。

でも、これは当たり前のことなんだなと。
未熟な自分を開き直るのではなく、素直に認めて、コツコツとカウンセリングの回数を重ねていくこと。
フィードバックを受けながら、基本の型を頭に染み込ませていくこと。

これしかないですね。


「歌の旋律のように、滑らかで丁寧なカウンセリングができる人になりたい」
と、福田廉之介さんと望月晶さんの演奏を聴いて感じました🎻🎹



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