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「I Can’t Stop The Loneliness どうしてなの お湯水がとまらない…管理会社ガチャに外れたから…」

 築30年1LDKの部屋を(家族が)借りて、15年…。別宅のように家族で共有して使用していたが、近年はほぼ私が単身で利用している。家庭の事情で実家に居られないことが多いため、自発的にではなく、実家に居場所がなくて仕方なく、ひとり暮らしもどきをしている。私にとっては避難所というかシェルターのような場所だ。
 
 入所当初もリフォームされた形跡はなく、壁に画鋲の穴が残っていた。つまり備え付けの設備はすべて30年もの。給湯器、水栓、キッチン、ガスコンロ、トイレ、浴室は30年も経過すると、経年劣化が目立つようになってきた。
 5、6年ほど前にエアコンはようやく新しいものに変えてもらえたから、備え付けのものの中で一番新しいのはエアコンだと思う。
 
 トイレは水の流れが悪くなったことがあり、数年前に一度部品交換してもらった。便座保温機能も、ウォッシュレットも機能が何もないトイレで、昔ながらのシンプルなものだから逆に長持ちしている気がする。
 ガスコンロも二口とグリルがあるけど、一口は点火しづらいため、一口しか使っていない。実家と比べたら調理スペースも狭いし、料理をあまりしない分、なんとか完全には壊れず使えている状態だ。
 台所の水栓は水のキレが良くない時がある。でも完全に水が止まらないとか、漏水しないと新しいものには交換してもらえないらしい。
 
 今回、我慢できなくなって修理を依頼した箇所は浴室のシャワーつき水栓。カランの方で使用していると、蛇口ではない部分から水が滴ることが増え、その量が増えてきたため、管理会社に見てもらうことになった。完全に閉じている状態では漏水はしないので、まぁ我慢もできるけど、浴槽にお湯を溜めるとき、だらだら別の部分からお湯が出てしまうのは良くない気がして、半年程度様子見ていたものの、改善するどころか悪くなる一方なので、依頼した。
 
 15年利用していた30年もののTOTOのすごくシンプルな至って普通の水栓。水とお湯が分かれているため、自分なりに調整して適度なお湯にしてからカランかシャワーで使うというもの。カラン、シャワーの切り替えレバーには「止」という表示があり、蛇口開けっ放しのまま一時的に止めておくことができるタイプのものだった。一時止水なんて当然の機能で、どの水栓にもついていると思い込んでいた。

 管理会社の方が訪問してくれて、最初はパッキンを変えれば直りますよという話だったのが、分解してみると内部の芯?まで劣化しているから、「水栓全交換になります」と説明された。新しいものに交換してもらえた方が安心だし、ラッキーと喜びも束の間、妙な胸騒ぎに襲われ始めた。
 
 神経質で考えすぎなのかもしれないけれど、私は新しいものを使いこなすのが苦手でかつ、古いものを長く愛用してしまう質で、家電でも何でも買い替えはかなり吟味する方だから、大丈夫だろうかと心配し始めた。賃貸だからオーナーさんに買ってもらうことになり、商品を吟味して自分で選ぶこともできないし…。
 何しろ30年前のものはがっしりしていて丈夫なものが多い。最近のものはデザイン重視、薄っぺらでスリムでか弱く見えるものばかりでしかも長持ちしないのは分かっているから、だいぶ変わってしまうんだろうなと心配になった。
 
 しかし、実家で同じくシャワー水栓を交換した際も、さほど使用感は変わらなかったため、水栓なんてそんな違いはないだろうと自分をなだめることにした。
 実家の水栓は18年ほどで台所も浴室も交換となった。もちろん家族で使っている分、使用頻度が多いし、劣化が早いのは当然で、早く寿命が尽きてしまった。台所の水栓は随分スリムになったなという印象だった。
 浴室の方はKVKのサーモスタット式シャワーというもので、あらかじめ温度設定してから回せばすぐにお湯なり水が出る水栓だから、自力でお湯の調整をしなくて済む分、使い勝手が良い。

 風呂はボタンひとつでお湯はりできるタイプのものだから、シャワーの方の水栓を浴槽に使う必要もない。その快適なタイプのサーモスタット式シャワー水栓を20年前から使っていて、同じタイプのものに交換してもらっただけだから、違和感は特になかった。
 そういう経験もあって、新しいものに交換となっても心配は取り越し苦労だろうと自分に言い聞かせていた。
 
 管理会社から下請けの水回り専門の業者さんが一度、サイズ等を確認に来た。本当はこの時にちゃんと確認しておけば良かった。でも、利用しているのは私でも、代金を負担してくれるのはオーナーさんだから、どんな商品の予定ですか?とか尋ねることを躊躇してしまい、管理会社任せで商品を何も確認することなく、私は黙って交換の日を待っていた。
 
 水漏れするようになったとはいえ、その他は別に問題なく使えているし、長く使った分、思い出や愛着もあった。前夜は「ありがとう、さようなら」と思いながら、浴室の掃除を念入りにしていた。よく見ると汚れも多いし、だいぶくたびれて年季の入った水栓…。できることなら、もう少し使い続けていたかったけれど…せっかく交換してもらえることになったんだから、新しいものに慣れる努力をしようと寂しさや不安の反面、前向きにも考えていた。けれど、《悪い予感のかけら》がどうにも拭えなくて、なかなか寝付けず、寝不足のまま朝を迎えていた。
 
 シャワーの交換ごときで不安になるなんて考えすぎだし、馬鹿だなと思いつつ、業者さんを待ち、定刻に交換作業は開始され、30分ほどで真新しい水栓になった。想像していた通り、細くてヘッドも含めて全体的に小ぶりだけど、最近のはこんなものかと使用し始めた。
 ほどなく、切り替えレバーが気になった。「止」の表記がなく、そのレバーではカランとシャワーの切り替えしかできず、水を一時的に止めることができないことが判明した。えっ、そんなレバーあるの?と思い、ネットで調べたら、一時止水できないタイプもあるらしい。そんなの知らなかった…。知っていたら、「一時止水できるタイプの水栓に交換してください」ってお願いしたのに…。調べたら本体価格が1万円もしないくらいの格安だから、そんなに機能はないのだろう…。メーカーがTOTOではなく、KVKのものだから止水できないのだろうかとメーカーのサイトを見ていたら普通に、一時止水つき切り替えレバーの部品が単品で売られていたので、じゃあレバーだけ交換すれば、止水できるんじゃないかと淡い期待を抱き始めた。レバーが無理でも止水ボタン付きのシャワーヘッドもあるらしいし、最悪ヘッド交換すれば済むかもしれないと、まずはメーカーに電話してみた。
 
 すると取り付けてもらった新しい水栓は内部構造自体違うから、止水つき切り替えレバーは交換できないと教えられた。しかもこのタイプは止水ボタンつきヘッドも対応していないと…。本体丸ごと交換しない限り、一時止水はできないと言われてしまった…。
 そんなことってあるのかとかなりショックを受けた。たいしたことじゃないのかもしれないけど、私にとって一時止水はちょくちょく使う機能で大事だったから。
 そもそも止水機能がないと、水とお湯のハンドルをいちいち開いて閉じてを繰り返すことになる。何度も適温を作るのが面倒だから、一時的にカランを止めて湯船に浸かった後、シャワーに切り替えてすぐに髪を洗い、髪と身体を洗っている間に浴槽からお湯を抜いて、お風呂掃除まで済ませることをしていた。浴室を洗剤でごしごし洗っている間はシャワーを一時的に止めて、またすぐ洗い流すという一連の作業までするとなると、2、3回は止水機能を使っていた。それができず、いちいち栓をひねってお湯を作るのではストレスにしかならない。
 慣れればいいのかもしれないけど、ワンランク上の品に慣れるならともかく、便利なものから不便なものに格下げとなると、ちょっと落ち込む。こっちは一度も滞納せずに家賃払っているのにと思うとちょっと悔しい…。
 
 話は少し逸れるけれど、15年も借りているものだから、途中でオーナーさんが変わってしまった。契約時の管理会社はかなり大手で堅く誠実で安心できる会社だったのに、オーナーチェンジ物件として売り出されてしまい、管理会社自体が変わってしまった…。本当は元のオーナーさんが手放す時、長くお住まいのようだから部屋を買い取りませんか?という話も管理会社からいただいたけれど、そんなお金はなかったので、断ってしまっていた。今思えば、無理してでも購入していれば、最近は中古マンションの価格も上がっているから、少しは得できたかもしれない…。買ったら買ったで、税金とか修繕費とか経費諸々かかっただろうけど…。
 新たな管理会社の評価を見てみたら、良い評価もある反面、対応が悪いとか退去時に膨大な修繕費を請求されたと書いてあって、やっぱりと思ったし、恐ろしくなった。長く住めば済むほど、すべて経年劣化してきているから、退去するとなったら、修繕費一体いくら請求されるんだろうと慄いた。前の管理会社に敷金礼金も払っているはずだから、それが引き継がれていればいいけど、新たな契約に則ってますと言われてしまえば、何も言えない…。オーナーさんが変わってしまったおかげで、管理会社ガチャは完全に外れを引いてしまったと思った。
 
 どうしてそう思うのかというと、エアコンは前の管理会社の時だから、何も問題なく交換してもらえたものの、トイレの修理やドアの修理など何度か新たな管理会社にお世話になっていて、一度で解決したことがないから、元々安心できない会社だった。
 トイレも一度さっと修理してもらったら、改善していなくて、結局部品交換となったし、ドアも合わないネジだったから、すぐに外れてしまった。ちょっと対応が雑だよなと以前から思っていたから、今回の水栓の件も不安だったのかもしれない。
 けれど、今回はいつもの何でも屋のような管理会社の人が修理するのではなく、下請けのまったく違う専門家の方が作業してくれるからいつもよりは安心じゃないかとも思っていた。仕事自体はたしかに手慣れている様子で、安心できたけれど、雑な管理会社の言いなりになれるタイプのせいか、話が巧みでめっちゃ感じ良いかと思えば、イヤそうというか微妙な態度の時もあり、管理会社と下請けは態度が一定でない所が同じで、ちょっと改善してほしいとお願いすれば、高圧的な態度をとられてたいしたことないと思いますよと押し切ろうとするから、怖い…。どちらしても苦手なタイプだった。業者さんはともかく、管理会社に電話する度、お局様的な方が出て、猫なで声から脅迫的な声に豹変する時があるから、ほんと怖い。一流の管理会社なら、クレーム的な案件でも声に感情を表さないで一定の話し方で接してくれるのに…。
 
 いや、別にクレームでもないと思う。ただ、私は借りている立場(今回お金を出さない立場)で、事前に一時止水つきの水栓にしてほしいとお願いできなかったから、そもそもそこが至らなかっただけで、だから事後で申し訳ないんですが、メーカーに問い合わせたら、切り替えレバーもシャワーヘッドも止水機能つけられないタイプと言われて困ってますと腰を低めに相談してみたら、お局様の声色が変わって「そんなタイプの水栓あるんですか?普通、「止」とか表記なくても、切り替えレバーのところ、まっすぐにすれば水は止まりますよね?」と強気で返され、あまり信じてもらえなかった…。私だって、普通、レバーで止まるのは当たり前って思ってたから、事前に言えなかったのに…。シャワーかカランの2段階しかなくて、シャワー、カラン、止まるの3段階のレバーではなかったんですと一生懸命困っていることを説明したら、じゃあ業者にそのこと伝えますと電話を切られた。
 
 少し待つと業者さんから電話があり、「シャワーとカランの切り替えできないらしいですが、できますよ」と話が全然伝わっていなかった。シャワーとカランの切り替えじゃなくて、一時的に止められなくて困っていると伝えたら、「じゃあ水を止められるヘッドに交換しましょう」と提案された。それもメーカーにすでに問い合わせて、できないタイプと言われたんですが…と言うと、「メーカーは責任があるから、そういうこと言いますが、ヘッド交換できないことはなくて、暴発するとか事故とか聞いたことないから、止水したいなら、ヘッド交換にしましょう」と明るく強気に押し切られた。
 
 たしかに実家に来る業者の人もけっこうメーカーの悪口は言ってて、メーカーっていうのは安全優先するから、安全機能とかつけすぎて結果、それが作動することが多くて音を止めてくれと依頼が多いんですよねと言っていたことがあった。(給湯器)
 パソコンを買った時も、ファンの音が少しうるさく感じるとメーカーに問い合わせたら、発火したことがあったので、ファンを強めてますが、ファンを弱める裏技はありますと教えてもらったことがあった。だからメーカーっていうのは、安全面を考慮して仕方なくできないことにしていることも多いんだろうけど、メーカーはまずいと言ってることを、やっても大丈夫なのかなと少しまた不安を覚えている。メーカーは推奨しないけど、改造車みたいに自分なりにカスタムして使うしかないらしい…。
 
 でも純正のヘッドを残しておけば、最悪、何かあった時、止水できないそのヘッドに戻せばどうにかなるだろうし、今回は件数を多く扱っているらしい業者さんを信じて、ヘッド交換してみるしかないのかもしれない。一時止水したいのならば。
 イメージ的に、実家の外で長いホースを使う時、蛇口開けっ放しにしていても持ち手のレバーで一時止水できるから、それと同じ理屈だろう。外のシンプルな水栓でもそれができるんだから、シャワーヘッドで止水できないことはないだろう。でもあまりにも長時間止めていると水圧かかって、本体にも影響出るだろうし、一時止水は頻繁に使わないようにしようとは思っている。
 
 たかが一時止水ができないことをすごく長々語ってしまったけれど、こんな私は20年前まで、シャワーさえないボロ家に住んでいた。薪や灯油で沸かすタイプのお風呂しかなくて、20歳くらいまでシャワーなし生活が当たり前だった。トイレも水洗じゃなかったし…。だからどこの蛇口もハンドルはひとつ(水)しかなくて、水栓なんて少しも気にしたことなかった。シャワーを使えるだけでもありがたいというのに、今では一時止水まで気にするようになってしまい、贅沢に慣れてしまうと良くないよなとも思う。
 
 新築に引っ越したら、生活が一気に20~30年分新しくなり、木をくべて沸かしていた風呂はボタンひとつで沸き、お風呂が沸きましたとアナウンスまで流れる。それには当初、感動した。もちろん追いだきもできる。お湯が減れば、自動で減った分だけお湯が足される。こんな楽なお風呂があるのかと感激した。そして憧れのシャワーもサーモスタット式でもちろん快適だし…。
 トイレだってくみ取り式からいきなり、ふたの自動開閉、自動洗浄でき、便座保温もできる洋式トイレになり、ウォッシュレットも何もかもボタンひとつで可能なトイレを利用するようになった分、賃貸の部屋のトイレは機能が何もないのかと少し物足りなく感じてしまう。でも、最初にも書いた通り、機能が豊富なせいか、トイレは15年ほどで壊れ、今実家で使っているのは二代目で、少し機能を減らし、長持ちさせることにした。ボタンの数が半分くらいに減ったけど、保温とウォッシュレットがあればまぁ十分。前はたぶん消臭機能とか、あまり使わないボタンもたくさんついていた。
 
 というように、実家の快適な生活に慣れてしまっているせいか、一時止水できない水栓は何とか改善させたい。欲を言えば、本当はCMにもあるようにスマホでお風呂をお湯はりできたり、エアコン操作できたりするのも憧れるけど、そこまでハイクオリティーな生活は求められる身分じゃないから、せめて手動で一時止水させてくださいという感じ。壊れかけのガスコンロも台所の水栓も、古い給湯器も壊れるまで我慢するから、せめて、シャワーだけは少しでも快適に使いたい…。
《I Can’t Stop The Loneliness どうしてなの 悲しみがとまらない》の気分…。
 
 別に利用しないから他人事の母は「一時止水あるなしレバーがあることを知らなかったんだから、経験してみないと分からなかったよね」とまとめておしまいだった。まぁたしかにこんなことがあったから、いつかまた別の水栓問題が起きた時、今回の経験が役立つと思うけれど…。さっそく嫌な思い出ができてしまった新しいシャワーは良い思い出を作って、更新するしかないだろう。否、嫌な思い出は早めにシャワーで洗い流すのが良いだろうか。
 
 はぁ、私は猫になりたい。濡れるのを嫌う猫なら、一生シャワーも浴槽も必要ないから…。猫も内輪揉めみたいにいざこざはあるだろうけど、野良でなく、まともな飼い主に飼われていれば、愛嬌をふりまいて、エサをもらって、たくさん寝て、かわいがってもらえばいいだけだから…。もちろん猫だってそれなりに苦労はしてるんだろうけど、その気になれば一円もお金なんてかけずに生きられるたくましさがあるから羨ましい。

《猫になりたい 言葉ははかない 消えないようにキズつけてあげるよ》

 そもそも私は、シャワーの良し悪しごときでうろたえてる場合でもない。一番大事な存在を自分のせいで失ってる私は、もはや何を失っても怖くないと自分に言い聞かせながら生きてるんだから…。一度、心は死んで、死んだまま、おまけの時間を生き延びてるだけだから、水栓が少しくらい変わったくらいで、愚痴れる立場ではない。あの喪失と比べたら、水栓が不便になった悲しみなんてたいしたことないはず…。
 その存在が生きていたら、私と同じように、威圧的な人たちと出会って、怖い思いをしたかもしれない。そんな怖い思いをさせずに済んだから、それだけは良かったとも思った。誰とも出会えなかった分、怖い人たちとも出会わせずに済んだから…。
 
 生きるってやっぱり怖いし、人間と関わるのも怖い。もちろん威圧的な人ばかりではなくて、やさしいなって思える人もいるけど、不動産屋とか業者って強気なイメージが強くて近寄りがたい…。ほんとは関わりたくないけど、生活するために仕方なく、関わらなきゃいけない時もあるし…。
 心弱すぎるから、そんなこと程度で一日中頭痛に悩まされ、寝不足になった。もううんざりだけど、まだ解決してないから、もうしばらくがんばらなきゃ。
 
 アンパンマンみたいな名前の店を運営している会社で、他の支店にも別件(駐車場)でお世話になったけれど、1年前にそこで対応してくれた方はまだ新人に近い感じで、とても丁寧で親身になってくれた。不動産屋だからってすべてが威圧的な人ではないことを忘れないようにしないとトラウマになってしまいそう。よく調べたら、同じ系列店だけど、大元の会社が別会社だったので、やっぱり会社によって店の雰囲気も違うのかなと思う。
 
 別に不動産関係に限らず、どの店でも、極力雰囲気が良くて感じの良い店舗の方が安心して通える。地元の建設会社が運営しているフルサービスのガソリンスタンドのスタッフが全員感じ良くて、店の雰囲気も良いし、態度が安定的だからずっと通っている。管理会社のお局様もその人たちの接客を見習ってほしい…。あからさまな態度豹変は怖いって。

 とにかく賃貸だからと、オーナーさんや管理会社に遠慮して、事前に要望を何も言わないと、取り返しのつかないことになりかねないから、遠慮せずに借り主もある程度、最初に意見を言った方が無難だということを学んだ。後でクレームと捉えられて、感じ悪くされるより、先に言うべきだと。

 真面目に家賃払い続けているのに、正直しょぼい水栓に交換されてしまい、裏切られた気分だし、がっかり…。20歳まで不便な暮らしと我慢を強いられていた反動なのか、実家で快適な生活を手に入れていた自分は、もはや不便な暮らしには戻れないのかもしれない…。

 頭痛のみならず、ストレス性の舌炎(口内炎)まで発症してしまった。舌の裏が痛いから、しゃべるのもつらい…。電話で張り合うことができなくなってしまった。だからもう黙って、管理会社を通さず、自分で選んだ商品と自分で選んだ業者に頼んで、すっきり気持ちを整理したい気分…。この件はなかったことにしたい。早めに忘れたいし。使う度に思い出すのが苦痛なんだよな…。
 
 シャワーヘッド交換してこの件が落ち着いたら、また続きを書くと思います…。

※トップ画像はかつての愛着のあるシャワー。

<追記>
10月上旬、ストップボタン付きシャワーヘッドに交換してもらい、今回の件は一応、解決となりました。

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