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人の言動にいちいち反応しない

今日のおすすめの一冊は、ナイジェル・カンバーランド氏の『成功者がしている100の習慣』(ダイヤモンド社)です。その中から「モノではなく、経験を買おう」という題でブログを書きました。

本書の中に「人の言動にいちいち反応しない」という心に響く文章がありました。

「被害妄想はやめよう。誰もあなたのことなど気にしていない。人はそれぞれ自分の夢や現実に従って行動しているだけだ。他人が何を言おうと、何をしようと平気でいればいい。そうすれば、不要な苦しみから解放される」(ドン・ミゲル・ルイス/メキシコの作家)

人の言動にいちいち気分を害していると、成功への道のりは険しくなります。意図的であれ偶然であれ、他人と接していると腹が立つ瞬間はあるものです。

パーティーの招待状リストに自分の名前が漏れていたり、路上ですれ違った知り合いに無視されたり、「この前会ったときよりも太ったよね?」といった無神経な言葉をかけられたり 。一日を穏やかに過ごすためには、いたずらに心が傷つかないように対処しなければなりません。

簡単ではありませんが、いちいち他人の言動にイラついてやり返していたら、あなたの周りからは人がいなくなってしまいます。他人は自分の思考や感情に従っているだけであり、あなたのことなど特に気にしてはいないということを忘れないようにしましょう。

多くの怒りは「自分が正しい」と信じていることからはじまる。しかし、自分自身で考えてみてもわかるが、正しいことの基準はコロコロ変わる。普段なら怒らないようなことでも、疲れ切って口もききたくないようなときは怒ってしまったりする。だから、怒った後は必ず後悔する。

「アンガーマネジメント」という1970年代にアメリカで始まった心理トレーニングの方法がある。これは、怒らないことではなく「怒りをコントロールすること」であり、「怒りと上手につき合うこと」。

それはたとえば、「衝動をコントロール」すること。衝動をコントロールするとは、「最初の6秒をやりすごす」こと。よく、「腹が立ったら10、数えよ」などといわれるが、間を置け、ということだ。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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