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「スキーマ療法④回避」を複雑性PTSD/ボーダーライン・パーソナリティー症の目線から説明してみた

問題のある「無条件に反応してしまう」出来事を、
回避することで、見ないふりを続けてしまいます。

歯が痛いのに痛み止めを飲んで誤魔化し、
歯医者に行くことを先延ばしにしている状態です。

無条件で反応しないように、注意深く日々を送ります。
歯が痛くならないような噛み癖のようなものです。

例えば、親密な関係を避ける

弱い立場に陥ることを避ける

他者を信用しない

自己開示しない

本音や感情を表にださない

他人同士を引き合わせ自分は身を引く、等

スキーマにより無条件で反応していることなど、
考えないように「他の事を考える」「心から締め出す」

心から締め出す方法は、「大量飲酒」「薬物乱用」「性的逸脱」
「過食」「仕事に没頭」などです。

そして、問題のある「無条件に反応してしまう」出来事など
無いように人前では明るく振舞うため、
周囲からは心に問題があるように見えません。

せっかく治療の機会があっても、問題を心から締め出しているので、
安易に治療を中断したりします。

虫歯が治りきっていないのに、通うのをやめてしまう状態です。

たとえば、逆から考えると、
なぜ、「過食」に陥るのか?
それは、心から締め出している問題が有る為です。

その問題の正体をハッキリさせるのが
スキーマ療法の修復へと繋がっていきます。

お読みいただきありがとうございました。

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