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「弁証法的行動療法⑥」ありのままを受け入れた、境界性パーソナリティー障害・複雑性PTSD

ひどく動揺している時、
「動揺してはいけない、気付かれてはいけない」と
思えば思うほど、大きく動揺してしまいます。
顔は真っ赤になり、汗が止まらなくなります。

動揺している自分に、動揺してはいけないと命令するということが、
自分を受け入れていない、ということです。

変えようとすれば、苦しみます。
ウツなのに「頑張らなくてはいけない」
もう限界なのに「逃げてはいけない」

動揺しながらも、その場に居続けられた自分を受け入れる。
動揺したけれども、なんとか頑張れた私を受け入れるほうが、
次回も頑張れそうです。

ここで、他人が褒めてくれたからとか、
世間では有名だから、という理由で頑張ると、
いずれ燃え尽きてしまいます。

ウツになりながらも、頑張ろうと思ってしまう自分を
受け入れて、出来ること、出来ないことを分けていく。

もう限界と感じている自分を、
安全な場所に移動できるように計画し、実行する。
色々な人に相談し、福祉の利用を考える。

なにも出来ないなら、「なにも出来ない」と相談する。
聞いて貰えなかったら、時間が掛かっても次の相談をする。

私自身も失敗の連続です。
世の中のシステムはすぐに変わります。
知らない事もたくさんあります。

治療法も薬も変わっていきます。
完治を目指すのではなく、症状を調節できれば、
いいかなと思います。

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