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【30代ゲイ語学留学に行く】海外で発熱した話①

こんにちは。
ひろさきえだまめ
です。

帰国直前でコロナ陽性になったらどうする?という情報はよくあるみたいなのですが、コロナ禍にもかかわらず滞在の真っ只中で発熱した体験談はあまり見かけなかったので、その時どう考え行動したかをまとめたいと思います。今回は時系列で話していこうと思うので少し違う文調で書いていきます。

2022年
8月8日(月)
15:00

学校も終わりのキッチンで料理。
思えばこのころから多少喉に違和感があったのかもしれない。

21:00
喉に明確な違和感を感じ始める。ダメ元で日本から持ってきていたイソジンでうがい。海外で、しかもシェアハウスでコロナになるわけにはいかない。
どうか、熱だけは出ないでおくれと願いを込めてうがいをした。
この時ネットを調べていたらイソジン直塗りという恐ろしいワードを発見した。

22:00
発熱。体温計も持ってきていたので計測できた。この時点で37.5度を記録。
コロナかもしれない。しかし感覚的には私がよくなる扁桃炎の感覚と一緒だ。どちらにしても熱が出てしまった。

まずどうすればいいのか。
PCRを受けなければ。

政府機関の検索サイトで無料PCRを検索。
無料のがあるらしいと聞いたが激減しているらしい。
近くても歩いて30分かかる上に、アメリカの保険証が必要なよう。
しかも結果は翌日になる。さてどうしたものか。

8月9日(火)
0:00

私は海外旅行保険、東京海上日動に入っている。
海外に行くときはいつもこの保険だ。
今まで使ったことがなかったが問い合わせるべき時がきたのかもしれない。

この時点で熱が38度まであがっていたにも関わらず、私は発熱を信じたくなかった。
ここに問い合わせたら全てを認めてしまうことになる。
ただこれは扁桃炎の可能性もある。
その場合抗生剤に頼らざるを得ないだろう。
正しいことはわかっているのに一歩踏み出せないジレンマを抱えることになった。

2:00
あらかじめWEBで調べていると、奇跡だろうか徒歩8分のところに日本人医師のいる病院があった。病院のホームページには東京海上日動の保険が使えると記載があるが、東京海上日動側のホームページには記載がない。
扁桃炎の可能性、保険のこと、するべきことを考え、やはりこれは問いあわせなくてはいけないと決意。

東京海上日動はラインで24時間通話することができ、病院の予約もしてくれる。場所によっては病院からの請求書は直接保険会社にいって、顧客側ではキャッシュレスに対応してくれること。

しかし一つ懸念点が。その近所には病院発熱外来ではなかったのだ。現状発熱している以上別でPCRを別でうけなければならない可能性があった。もしはるばる歩いていったとしても無料のPCRは結果は翌日水曜日。そして水曜日はこの病院が休み。
病院にいけるのは木曜日になり今日火曜日と水曜日の二日間なんの対策もできなくなってしまうことになる。どうしたらよいかわからず、一旦考えさせてもらうことに。

4:00
あらためて無料PCRを確認してみたがよくわからなくなってきてしまい、病院に指示を仰いだほうがいいだろうと決断。改めて保険会社に電話をし予約などをしてもらうことに。
少し考えればそのほうがいいに決まっているのだが熱が38.5度まであがっており思考が死んでいたのかもしれない。

病院が開く時間になったら手配するので後ほど電話するとのこと。
一度睡眠。

8:30
起床。保険会社に電話したということで何かを患ったことは認めた。そうなると学校や大家ににも連絡しなければならない。

学校はともかく大家はどう反応するのかわらかない。
海外の人、ましてや中年世代のコロナの受け取りかたの想像がつかないのだ。
大家に伝えた場合の最悪のケースを考えてしまう。
いっさい部屋から出るなと言われて、やせ細り、部屋でおしっこすることになるかもしれない。そしたら窓から糞尿垂れ流してやらなくては、、、。

いやだ、、、そんなの人間じゃない、、、。


本当に隠蔽したくなった。しかし後からバレるのが一番信頼を失うのだ。だったら検査受けに行く前にもう現状を伝えておこう。勇気を振り絞ってテキストメッセージで症状や病院に行く旨を報告。

「伝えてくれてありがとう。結果がわかったら教えてね。あと助けが必要だったらいってね。」


そう、大家は普通に優しかったのだ。

えだまめ



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