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年一で家に押し入るあの人


サンタ【名詞】年に一度あなたの家に押し入るストーカー

マグカップ

どこもかしこもクリスマス。家々では気合い入りまくりの電飾の飾り付けとライトアップ。プロジェクションマッピング的なことをやってる人もいる。店に入ればクリスマスソング。これが12月に入ってからずーっと続いている。飽きる飽きないの問題では無いのだろうが、ちょっとは疲れる人もいないのかと疑問に思っていたら、面白いマグカップを見つけた。人々は多様なのだから、ジョークにしたり、少し違う角度からクリスマスを捉えたりする人がいることを確認できて良かった。お正月の琴の曲も、あの雰囲気も好きだけど1ヶ月も続けば話は違ってくるはず。

お正月といえばアメリカのクリスマス当日も雰囲気は似ているかもしれない。親族で集まったり、旅行をしたり。ナショナルホリデーだし、学校はもちろん大体のビジネスはお休みしている。朝用事がありダウンタウンに出かけると、空っぽのメインストリートは霧に包まれ、時が止まったかのよう。

駐車スペースもガラガラ

用事を済ませお昼頃家に帰ると霧も晴れ、半袖短パンで日向ぼっこできるくらい暖かくなっていた。パティオでくつろいでいたらお隣のちび猫がやって来て足下にゴロンと転がった。いつの間にかチビとは呼べない大きさに成長している。毎日でも押し入ってくれていいよ。ずっと日向ぼっこしていられるくらい安らかな時間が流れる。

陽を浴びて気持ちがいい。メリークリスマス。

その後久々に海に行く。道中で車がほぼいない。大地全体がお休みムードで充たされている。これは完全にお正月。気持ちがリセットされる。クリスマスも悪くない。海へ出るとこれまた空っぽのビーチを散歩する人。珍しく波が日本海の様に荒れており、寒さが一層お正月感を演出する。

家とは打って変わって薄手のダウンでちょうどいいくらい。

ビーチで石を拾ったりしていたら寒くなって来たから帰宅。クリスマスカラーの夕日が丁度見られ、綺麗だった。クリスマスは時期が年末年始というのもいい。家に押し入ってくるのはちび猫くらい。とても良いクリスマスだった。キリストの生誕が例えば6月7日だったとしたら、全く違ったものに違いない。

Stay Gold〜時がとまった


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