その瞳を見てはならない
古い図書館の奥にある
人皮装丁の厚い本に
街の秘密が記述されている
興味半分で覗いてはならない
川の牛鬼は
黄色のセーター着て
黒い涙を流している
その瞳を見てはならない
森では敵意を持った根茎が
行く手を阻む
聖なる獣道を
歩いてはならない
記憶の残滓から
禁色を拾い出し
意識の化石の
チャクラを開く
陵墓の星階段が溶けて
蜂蜜酒ミードになる
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?
古い図書館の奥にある
人皮装丁の厚い本に
街の秘密が記述されている
興味半分で覗いてはならない
川の牛鬼は
黄色のセーター着て
黒い涙を流している
その瞳を見てはならない
森では敵意を持った根茎が
行く手を阻む
聖なる獣道を
歩いてはならない
記憶の残滓から
禁色を拾い出し
意識の化石の
チャクラを開く
陵墓の星階段が溶けて
蜂蜜酒ミードになる
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?