時間が大切な国・機会が大切な国
15年の海外生活を経て感じるのは、日本人ほど時間に正確な人たちはいないということ。
一方で時間に正確すぎてストレスになるというのもある。
また、会議のスタート時間はめちゃ正確なんですが、
終了時刻を守らないでダラダラやるのは、海外の人にとっては超不評。
同様に、ダラダラ残業してしまうというのもありますね。
これは文化人類学的には「集団主義」の傾向。
ただ、同じ集団主義でも中国人にとっての集団は「親族」まで。
よって、残業して家族との時間が減るのは嫌います。
一方で日本人にとっての集団は会社も含まれるので、
サービス残業をしてしまったり、会社の人間関係でめちゃ悩む。
時間に関してもう少し言うと、日本やドイツは「モノクロニック」という
単一時間文化で、時間や順番をとても大事にします。
日本人のサッカー選手がドイツになじみやすいのも、こういうのもあるかもしれませんね。
一方で、中国やラテンの国は「ポリクロニック」という多元的時間の文化で、時間より「機会」を大切にします。
よって、Aさんと約束している時間に、もっと大切なBさんからのアポが入ったら、平気でAさんとの予定を変更します。
このあたりを理解していると、自分自身の生き方の選択肢が増えますし、
海外の人とやりとりする時もストレスを感じずにスムーズにできるようになりますね。
今日も素敵な一日を。
お役に立てたら、いいね・コメント・シェアなどいただけると嬉しいです。
YouTube、Twitter、Facebook、Instagram、Voicy、note、ameblo
など各種SNSと、特典付き無料コーチングセミナーはこちら
https://lit.link/hm1
よろしければサポートお願いします。運営費と、世界の識字率を上げる活動をしている慈善団体への寄付に使わせていただきます。