ま く あ け

まくあけ
について書こうと思います。

幕開 と辞書でひき引用しようかと思いましたがでもそんなことしなくてもじゅうぶんイメージはそれぞれできる言葉だと思います

でも。ふと思ったのです。
いつの瞬間が幕開けなんだろう?って
あなたにとってはどんなときが、どんなシーンが「幕開け」ですか。

物事の始まり、序章、開幕・・・
そのステージはまっくらな静寂? ライトは? 音は?
誰か、登場人物は 現れた瞬間? それとももうなにかを始めている?
それとも幕は降りたまま、もうすぐはじまるじかんだなあと待っているとき? 開き始めたその瞬間? 
それとも。
それとも。
何かが終わったときだって、まくあけかもしれない。

今回のわたしにとっての「ま く あ け」はどちらかというと
終わりに近い方。でも確かなはじまりの予感。
序の序・・・っていうくらいのイメージです。


ずっと終わらせることのできなかったものを、
終わらせよう終わらせようというやりかたではどうもちがうなと
肚に落ちてきたことで、
ぎゃくにたちあがってきた言葉でもありました。
というか、終わらせるのが苦手なのだなと気がついたのかも。
そして終わらせようとしていたのかと、気がつきもした。

もはやどちらでもいいのだけれど、
わたしはどんな「幕」(膜)越しに世界を見てきたのか
そんな理解をすることにやっと気が済んだ(のかな)。

そして、幕が開いたのか、
はたまた膜を通してか、
まだまだあいまいではあるけれど
でもこの目にしっかり映そう、
この目で世界をちゃんと見よう、
そんな決心でもある「ま く あ け」です。

ちゃんととかしっかりというと、なんかかたいけど
自分のたのしさやよろこびやしっくり来る感じ
そういうことだけをあてにしてこうって
そういうつもりです。
あと、膜を
きらいになって剥がすようなそういうのじゃない。
すごく愛しています。

だいぶ久しぶりにイベントを主宰していて
会期中の3/11に詩の会をするつもりです。

そこでは、この「ま く あ け」のための詩を朗読します。
何篇か書いていますが、もう少し書くつもりです。

書くことと、声に出して読むこと。
それらを通して、わたしなりに、幕を開けます。
それが春分の日に発刊予定としている
詩集『ま く あ け』になります。
たぶんはじめて、じぶんひとりで、本を作ります。
自費出版、私家版、ZINE、何がいちばんふさわしい
言い方か分かりませんが、自分で作ります。

詩集『ま く あ け』は、郵送いたします。
朗読会に参加の方にも、後日郵送となります。

詩集のみ、もしくは朗読会+詩集、
いずれもご予約を受け付けております。

分かりにくいフォームかもしれませんが
サイト内にご用意があります。
メール等でもけっこうですし、なんでもだいじょうぶです。
どうぞみなさまよろしくお願いいたします。



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