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教育学は客観的科学ではない

私にとって教育学は、客観的な学問ではなく、人間としてどう生きるかということを探究する実践の学である。科学というより、哲学や芸術に近い学である。
そう考えて私は、考え続け工夫し続け反省し続けてきた。そして今も、そうし続けている。
そうすることは、決して、楽しいだけのものではない。学校教育の現状を考えると、むしろ辛い。むしろ悲しい。そして、ついつい、憤ってしまう。
教育は、そのやり方によっては、学習者を苦しめもし、励ましもし、喜ばせもする。
そう考え、そう感じながら私は、教育を考えることから抜け出すことができない。

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