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「Hello Again〜昔からある場所」~ My Little Lover


あいみょんや、マイリトルラバー、柴田淳といった女性アーチストの楽曲は、少女ではなく少年時代の回顧録のようなストーリーが描かれることが多いですね。

この曲もまた、少年がいつかたどった普遍的な道=人生(青春の初期の頃)を描いています。

いつも 君と 待ち続けた 季節は
何も言わず 通り過ぎた
雨はこの街に 降り注ぐ
少しの リグレットと罪を 包み込んで

「Hello Again〜昔からある場所」~ My Little Loverより

泣かないことを 誓ったまま 時は過ぎ
痛む心に 気が付かずに 僕は一人になった

「Hello Again〜昔からある場所」~ My Little Loverより

「記憶の中で ずっと二人は 生きて行ける」
君の声が 今も胸に響くよ それは愛が彷徨う影
君は少し泣いた? あの時見えなかった

「Hello Again〜昔からある場所」~ My Little Loverより

たぶん、10代の頃の成長のスピードは男の子の方が格段に遅くて、気がつかなかればいけないことに気がつかないまま時が過ぎていって。そしていつも後から、全てが戻らない状態になってやっと気がつく。

記憶の中で生きていけるとはそういう事かと。

だけどどうしたら?

それには、経験を経ていくこと。旅に出たり、とある本と出会ったり、山に行ったり、海を眺めたり、、そんなことを経験して、自分を解放して、五感をフルにして、匂いや風の流れを取り入れていくことで、次第に人間は成長していく。

そう、雨はやがてあがっていく。やまない雨は無いのだから。

Hello, again a my old dear place

「Hello Again〜昔からある場所」~ My Little Loverより

そうしたら、昔からある場所を懐かしく思い出す事ができるはず。


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