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派遣の基本について!

今回は派遣の基本について書いていきたいと思います。

派遣の仕組み!

そもそも人材派遣とは、いったいどういった仕組みなのかをまずご説明します。
なんとなく知っている方も多いとは思いますが、詳しい仕組みまではわからいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

人材派遣は、労働者派遣法(労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律)によって「自己の雇用する労働者を、当該雇用関係の下に、かつ、他人の指揮命令を受けて、当該他人のために労働に従事させることを業として行うこと」と定められています。
つまり、「労働者が雇用契約を結ぶ会社」と「実際に仕事をする会社」が別であるということを表します。「労働者が雇用契約を結ぶ会社」を派遣元といい、「実際に仕事をする会社」を派遣先といいます。

この派遣元となる派遣会社は、厚生労働大臣よろ労働者派遣事業許可証を所得していることが前提となります。許可証を取得している派遣会社必ず許可番号が取得しているので必ず確認が必要となります。許可番号(派00-123456) があります。

正社員や、契約社員、パート従業員、アルバイト従業員は企業と直接雇用契約を結んで働くことになりますが、派遣社員(派遣スタッフ)が雇用契約を結ぶのは派遣会社(派遣元)で、業務の指揮命令については派遣先企業(派遣先)から受けることになります。

給与の支払いや福利厚生については、派遣社員(派遣スタッフ)は派遣先の企業ではなく雇用元となる派遣会社(派遣元)が対応します。派遣先企業は派遣会社と結んだ派遣料金を支払うことになります。

派遣を利用するまでの流れ

企業側の視点(派遣先)

①自社に適した派遣会社を見つける
②派遣会社と商談
「大まかな商談内容」
・派遣してほしい業務
・派遣してほしい人物像(スキル)
・派遣開始日
・勤務日程(週○日、○時~○時まで)
・派遣単価
※派遣単価とは、派遣会社に支払う金額です。
③派遣会社と【労働者派遣基本契約】を締結
④人材が派遣されてくる
⑤派遣単価の支払い

①~③で派遣の契約が締結され
④で派遣スタッフ、派遣社員が来る
⑤で支払う

細かい法律などもあるので注意が必要です。
派遣先になる企業でも守らなければならないことがありますので詳しくは派遣会社の担当に聞くことをおすすめします。

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派遣会社探しではからないことがある場合はヒトクルにご用命ください。

求職者の視点(派遣に登録してみようかな・・・)

①求人広告で自分に合ってそうな仕事を探す。
・いろいろな求職情報サイトがあるので、1つに絞らずに見てみましょう。
・興味をもったお仕事があったら、詳細をよく見てみると【派遣】【派】などと書いてある場合は、派遣会社の広告です。
②興味をもったお仕事に応募してみましょう。
③派遣のお仕事の場合は面接ではなく、そのほとんどが登録です。
そのため、応募すると返信メールや電話で登録会の説明を受けます。
④登録会にGO
※コロナウイルス以降、登録会もオンライン対応が非常に多くなっています。
⑤登録会にて担当者とお仕事についてお話します。
※面接ではないのでほとんど合否はありません。
⑥派遣会社と雇用契約を結ぶ
⑦お仕事が決まったら派遣先に勤務に行きます。

①~④で派遣会社に登録
⑤でお仕事決定
⑥雇用開始
⑦勤務開始

直接、バイトやパートに応募して勤務開始するよりも少し手間がかかるりますが、求人には出ていない仕事に出会えたり、バイトやパートの人よりも条件が良いことも近年は多くなっています。

まとめ

派遣の基本について簡単に書いて来ましたが、今後も企業目線と求職者目線でいろいろと書いていこうと考えています。
当たり前のことから、うらら側まで書いていきます。