こんにちは、高塚アカネです。

私はミニマリストになろう！…と決心してあしがけ、5年くらい。

やっといろんなものが少なくなって、心地よいレベル感で暮らせているんですが、一番様変わりしたのはお風呂場だと感じます。

昔、コスメが大好きで、お風呂場には「ここはエステかな(;'∀')？」…と思うくらい（そう思うには一人分だとは思えない、業務レベルの）数多くのコスメが溢れておりました。

実家にいたころからそうだったので、実家のお風呂場には窓がありますが、その窓辺にもコスメが並んでいるような状態だったと記憶があります。

美容室にて

先日、美容室へいきました。

その美容室ではもはや常連のレベルなので、気兼ねない感じでスタッフさんと談笑しているんですが、新しいスタッフさんと会話したときにぶちこんだ話題がこちら…(笑)

「トリートメントとか、追加なさいますか？」

「いえ、ふだんせっけん1個で全身洗浄なので、いらないですー(*'▽')」

「…せっけんですか？(;'∀')＜え、え。…え？」

若きスタッフさんが狼狽する様子が面白かったです(笑)。

おそらくなのですが、私は定期的に美容室に通う常連で、髪に対する意識高めなお客さん認定があったんじゃないかな、と思うところです。

そして脱色を繰り返したり、カラーもし、パーマもあてていたりする、そんな顧客がまさかの「せっけん」だったとは。

ごわつきませんか？　…とか、うるおい全部なくなっていきませんか？　…とか。

聞きたかったことは、無数にあったろう…(;'∀')。

そう思うよね。本当に私も、共感しかなさすぎる。

思い込みってやつは

せっけん1個で洗うようになってもう1年くらいになるんですが、髪の毛のシリコン類などが全て取れたのか、髪の毛はせっけんで洗浄しても全く問題のない日々を過ごしております。（むしろつるつるしている）

そして時々、ごま油でマッサージするアーユルヴェーダ式のセルフヘッドスパを取り入れていて、これで何となく、髪の油分は保たれております。

わたしが39歳なんですが、（わたしの同世代の方には伝わる気がするんですが、）昔「せっけん」って、不衛生な感じしなかったでしょうか。

全身せっけん1個で洗うようになる前、わたしの過去のせっけんのイメージといったら「レモン型」のあのせっけんだったり、学校のケースの上で溶けてどろどろになった「ミューズ」とか、そういうイメージが強く残っていました。

せっけんって溶ける。そのイメージは、まるでゾンビのようになったせっけんを彷彿させ、そのどろどろになったものには、「いったい何が入っているんだ(;'∀')」…と、思っていた。

ところが、です。せっけんを風呂場や手洗い場などに置くからそうであって、さらには水はけのいい新しいソープディッシュなども開発がすすみ…。

今のせっけんって、昔とおなじイメージで語ったら、もったいない位優秀です。(;'∀')

イマドキのせっけん事情

牛乳せっけんの赤箱がSNSでバズるなどし、せっけんってすごいんじゃ？…というイメージは、徐々に復活してきている印象がします。

数年前には「ガミラシークレット」というコスメもバズりましたが、これも固形石鹸です。

私は牛乳せっけんやペリカンせっけん、シャボン玉せっけん…という感じで、シンプルなせっけんを使ったりしておりますが、安定価格に安いせっけんでも、

・いい香り
・ソープディッシュを工夫すれば溶けない（風通しよくする）
・髪に使っても、油分を補給すればつるつるしている

こういう効果を身をもって知っているので、正直いま、昔の私をなぐりにいきたいです。(;'∀')

思い込み①髪はシャンプーじゃないと×？

そんなことは決してない。汚れを落とす洗浄成分と、油分の補給。これがあれば正直、シャンプーは必須ではない。

思い込み②トリートメントしないと×？

そんなこともない。なんならごま油で良い。

思い込み③地肌の汚れを落とすなら専用洗浄料？

液体のシャンプーを使っていたころ、そっちのほうが地肌がにおっていた気がするんだ…(;'∀')。
液体な分、中身は水だと思うんですよね、シャンプー…。せっけんを使うようになったら、地肌のつまりを取るような、専用のシャンプー剤なんかもあっさり去っていき、快適な地肌です。

シンプルでいいよ。うん。

せっけん1個で洗うようになり、あれじゃダメ、これもダメ…と繰り返していた、自称「コスメオタク」の時期を抜けたことに本当にほっとしている今です。

コスメの、きらきらした時間をくれたり、いい香りに大満足をくれたりした過去の品々には感謝しかないですが、一周回って、「あぁ、これがいい」と思ったのは、元祖のせっけんだったという…(;'∀')。

コスメは究極、洗って落とせること。その機能があったらそれだけで完ぺきだったんだろうな。

私自身あった、「え、せっけんで髪洗うってまじで(;'∀')」…という思い込み、この思い込みの強さで、

幸せまでの道のりを遠回りしてしまった気分です。

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