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こんにちは、高塚アカネです。

高塚は「1年3セットの服で生きる」の著者で、このnoteから出版というサクセスをされた「あきやあさみ」先生の大ファンです。

あきや先生が提唱されたものには本当に勉強になりまして、いくつもありすぎて絞れなかった時代もあったんですが、最近やはり、「これ」に出会えてよかった、と思うことがあります。


コンセプトを決めましょう

あきや先生は会社員からフリーに独立されたときに、「自分が着たい服がわからなくなった」と、その本の書き出しに書かれていました。

着たい服がわからないから、まず調べよう、とされて、あきや先生は各メゾンの公表する、「ブランドコンセプト」を見て回った、とおっしゃっています。

コンセプト? と皆さん思われると思うんですが、アパレルブランドで、このコンセプトがないブランドって、おそらくない、です。

このコンセプトありきでブランドのデザインが展開されていくので、各企業がそのブランドに魂を込める、というか。
そういう「軸を通す」みたいな作業にあたるのが、この「コンセプトを決める」という動作なのかな、と思えています。

※一例ですが、シャネル。シャネルは、「女性の服の解放」と「古い価値観にとらわれない自由で自立した女性像」になります。当時コルセットやドレスで動きを封じられていた女性の衣服の解放、とされてます。

私にもコンセプトが欲しい

あきや先生の本を見てから、ずっとコンセプトが欲しい、と思えてきました。

何でか…と聞いてくださるなら、服選びの基準になるから、という「服」基軸でこの「コンセプト」は出てくるんですが、これが決まったら、ライフスタイル全部がそのコンセプトで成り立ち、人生が変わるような気持ちがしたからです。

今の自分のライフスタイルを言い表す、コンセプトって何だろう。

そう思ってから、もう1年以上たってしまったでしょうか。考えるに考えて、私の中でいま有力候補になっているコンセプトがあります。

「人情と気風のよさが信条の流浪の芸者」

突然出てきて、自分でも驚くようなコンセプトが爆誕してびっくりしています。(;'∀')

最初、私は「自分に合うかたちのエレガントになりたい」、とか、「自由で流れるように、旅をする様子をコンセプトに表したい」とか、明確なようでいて実はものすごくあいまいな言葉でコンセプトを考えていました。

ただこの1年考えを進めるうちに、いろんな言葉が私の脳裏によぎっては消えていき、あいまいな言葉すべてが、「これじゃないんじゃないか?」と思えてきたのには、こんな経緯があります。

ミニマリストを突き詰めたら江戸時代の暮らしに憧れた

江戸時代は「火事と喧嘩は江戸の華」と言われるくらいに、火事が多かったと言います。

「ミニマリスト」でありたいと思ったことでたまたま江戸の暮らしに触れることになったんですが、調べを進めるうち、火事で物がなくなってしまうことと、職業として「職人気質」な人が集まったことから、「持たない、出世しない、悩まない」というマインドがあった、という江戸の粋を学ぶことになりました。

この、出世とか会社組織に縛られない気風と、持たず、悩まないポジティブなマインドがいいな、と思ったら、憧れは「江戸にある」という思いは日増しに強くなりました。

そして解像度が上がった

実は最初、私のなかでこんな感じかな? と思っていたキーワードに、

(しなやかでエレガントな旅するミュージシャン)

という言葉がありました。

ただこのキーワードは、「服」を決めるうえでは問題なくパワーを発揮できるキーワードである気がしたのですが、「ライフスタイル」や「人生」まで決められるような、パワーワードじゃないような…。

そこに到来したのが、「江戸時代」。江戸の気風と、ミニマルな暮らしを言い表すには、これはもう1回ひねる必要があるぞ、ということで、過去の棚卸をした結果です。

自己分析に基づきますが、私は大切にしたい信条は

・人にやさしくありたい(多くの人にやさしくしてもらったので)
・気風がいい人でありたい(過去、おごり癖などがあったのも、このマインドだと思ったんです)
・盛り上げ役に付くと、すごい輝いてる(きっすいの宴会屋だと思います)

そういう感じのマインドが、根底にあります。そして若干、今でもマインドが「夜っぽい」です。※スナックやバーが大好きでした。

この想像をめぐらせた結果、だんだん私の人生が1本になってきた気がしまして。(;'∀')

解像度がくっきりしてきた結果、「しなやかな」や「エレガントな」…などの「~な(かんじ)」という、表現をする言葉は、何かに例えられるんじゃないか、という気がしました。

そしてたどり着いたのが、「芸者」さんです。

私のコンセプトです

こうして誕生しました、再度ご紹介すると、

「人情と気風のよさが信条の流浪の芸者」
高塚アカネ
です(笑)。

私は、こんな人だと思います。

・多くの人にやさしくしていただき、私もひとにやさしくありたいです。
・気風がよく、お金は喜んで使います。
・あっけらかんとしています。ネガティブなことは、もう言わないようにしようときめました。
・ひとところにとどまらず、流れるような人生です。
・舞台に立って、場を盛り上げる役目を担います。

その思いが詰まった体現者が、エレガントで上品な、白鳥のような芸者さんでした。

この人生、「こうしたいな」という夢が多分に含まれているんですが、自分の「根っこ」を分析して決めたコンセプトなので、

実はあながち外してない と思えるのも、驚いています。

芸者さんも厳しい修行の上に成り立って輝かれてます。そういう、磨かれきった人になるべく、このコンセプトを堂々と掲げたいと思ってもおります。

今日のこのnoteは、そんな思いで書かせていただきました!

◆  ◆

輝くぞ!

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