私が日本国憲法に興味を持ったきっかけ

日本国憲法は平和憲法として今でも受け継がれています
私は憲法の中で思い入れのある条項があります
それは「第九十九条」です

中学三年生のある日の社会の授業で「憲法は誰が守らなければならないのか」という話がありました
その授業の詳細は覚えていませんが、ひとつだけ鮮明に覚えていることがあります
それが「日本国憲法第九十九条」に書かれていることです

『第九十九条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。』
(日本国憲法より抜粋)

これが第九十九条の条文です
当時の私はこれを知って目から鱗が落ちました
真に憲法を尊重しなければならないのは公務員だということに驚きました

あれから約5年が経ちました
今では憲法を変えようという動きがあります
しかし、それを言い出したのは保守系の議員です

もう一度思い出してください
日本国憲法第九十九条には『公務員は憲法を尊重し擁護する義務を負う』と書かれています
つまり、議員であれば現行の日本国憲法を尊重し擁護しなければなりません

憲法を改正(個人的には改悪だと思いますが)すれば『緊急事態条項』により独裁国家に進みかねないと言われています
これは平和憲法である日本国憲法を尊重・擁護するどころか見捨てていることと同じです

今、改憲するかが問われています
改憲するのか、護憲なのか、私たちに問われています
こうやって自由に発信できるのも憲法のおかげです
しかし、改憲されればこのような自由な発信ができなくなるかもしれません

私たちの自由を守れるのは私たちだけです
日本国憲法は日本のたからものです
憲法を変えるのではなく、憲法を生かした社会を求めます

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