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新生活が不安な娘と、そんな娘が不安な母

このnoteは、忙しいワーキングマザーが、どうすれば楽しく・有意義な家族との時間を確保できるかを試行錯誤している様子を記したものです。

今年の春、ついに小学校入学になる長女。
先日校長先生との面談に行ってきました。本当は11月に集団健康診断&面談が実施されたのですが、ちょうどその時山口県へ短期移住中で参加することができなかったので、日を改めて伺いました。
14:00頃学校へ向かうと、ちょうど児童たちが下校する時間だったようで、校門の外ではお迎えにきていたお母さんたちがグループごとに固まって井戸端会議をしていました。(きっと相手はそんな風に思ってないんだろうけど、)「見慣れない顔ねぇ」という感じで一瞥されながら校門を入ると、低学年から高学年までたくさんの児童が列をなして出てきました。

それを見た娘がポツリと「こわい。」と。

そうだよね。私だって校門を入る前、見ず知らずのお母さんたちにチラチラ見られると不安で、少し戦闘モードにスイッチを入れてしまう感覚があったもん。私は昔から宮崎駿監督の「魔女の宅急便」が大好きなのですが、キキが一人暮らしをする街を決め、最初の買い物に出るシーンをふと思い出しました。前からおしゃれな女の子たちが歩いてきて、一瞬表情が硬くなるキキ。私はそれと全く同じ感覚を、大学入学の時に味わいました。

田舎から憧れの東京にきて、希望に満ち溢れて向かった入学式。でもそこには、きっと幼い頃からこの学校に通っていたであろう都会っ子たちがいて、バッチリメイクに洗練されたファッション、ブランドバッグ片手にペラペラの英語。「ナメられてはいけない」本能的にそう思った気がします。

色んなことを経験して大人になった今だから、誰かと比べて臆する必要はないって思うし、娘には「他人なんて関係ねー!」精神で自分の好きなことを貫ける人になってほしいと思うけど、学校=社会の学生時代にその境地に達することって本当に難しいと思う。ましてや私が他人の目を気にするタイプなのに、娘には気にするなって言っても無理があるよなぁ。

娘が「こわい。」と言った時、とっさに明るい声で「何言ってんの!大丈夫だから行くよ♪」と、全然動揺してませんよという雰囲気を装ってみたものの、何が正解だったのか今でも分かりません。

公園で1時間でも遊んでると、初めて会った子に声をかけてすぐお友達を作っていた娘が、「私お友達作るの苦手だから。」と呟いたり、小学校入学に不安を感じていたり。これも成長の証だし、誰もが通る道だからと言い聞かせながら、やっぱり我が子が心配な今日この頃です。

みなさま、今日も素敵な一日を!

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