見出し画像

人生の終わりを考えて、ノートを手放す決心がついた話


土曜日の夜。

5連勤が今日で終わりました。
長らくシフト制で働いているので、5日間働き続けることがきついと感じる甘ったれです。土日休みで働いている方、毎週えらい。(何様)

今回きつかったのは、5連勤後の夜から2泊3日で旅行、帰ってきて次の日からまた5連勤だったこと。
普段は旅行のあと1日多めに休みを取るようにしているのだけど、先月熱で休んだ分返上で出勤日数が増えたのだ。

やっぱり歳を重ねると、遠出の後はリカバリー期間がないとつらい。いや、私に体力がないだけかも。
今からこれなので、先が思いやられる。

とりあえず睡眠多めで挑んだ今週。
昨夜から今朝にかけては、11時間寝ました。それでやっと疲れが取れてきた感覚。

おかげさまで少し体力に余裕があったので、ずっとやりたかったノートの断捨離をすることに。

ここで突然ですが、ノート(日記)を手放すのって難しくないですか。

あれだけ難しいと思ってた本も25冊程まで減らしたのに、なかなかノートには手をつけられなかった。今までそれなりに生きてきた記録だし、読み返すと「ああ、こんなことがあったなあ」なんて思い出す。

そもそも読み返すのが醍醐味だし。
「日記 手放し方」でめちゃくちゃ検索をかけたりもしました。

で、今日。
やっと2冊を残してさよならすることに成功したのです。

決心が着いたのは、自分が死んだあとのことを考えるエンディングノートに改めて出会ったからでした。

元々存在は知っていたし、一時期トライしようとしていたエンディングノート。

自分の口座や負債、お葬式に呼んでほしい友人、諸々のパスワード、やっているSNSやらなんやらを記録しておくノートのことです。事故や病気でいつ亡くなっても、周りの大切な人に迷惑をかけないようにすることが大きな目的。

聴いているラジオでその話題が出てきて、久しぶりに思い出しました。そして同時に、今残しているノート達のことも思い出されました。

振り返って懐かしみたい、忘れたくない、と思っているけれど、それって私が元気に生きていた時の話だよなあって。

読み返してそんな気持ちに浸れるのって人生であと何回あるだろうか。そのために重たいノートを引越しの度に動かしたいのか。また、今日死んでしまったとして、大切な人たちに読まれたいノートだろうか。さらには、そのノートの処理を家族に放り投げることになるけどそれでいいのか。

そんなことを考えて、踏ん切りをつけました。
自分の持ち物のことは、出来るだけ自分が生きてるうちに何とかしときたい。そう思ったのです。


とはいえ、取り返しのつかない断捨離です。

しっかり時間を取って、1冊ずつ向き合う。時には写真を撮りながら。
学生時代のもの、新卒時代のもの、恋愛や仕事や友人関係の悩みつらみがそのままリアルに残されている。やっぱり、大切な記録です。

でも「変わりたい」と思ってる今。そんな過去の考えや悩みとさよならしていくのは、けじめのようにも感じました。

私と向き合い続けてくれたノートたちに愛と感謝をこめて。

空けた分、新しい風が入ってくるといいなあ。

今日も読んでくださり、ありがとうございます。
これからは1冊使い終わる事にさよならしよう。
それでは、またあした。

この記事が参加している募集

#今日やったこと

30,594件

#この経験に学べ

53,145件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?