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奄美大島旅行記|はじめまして、奄美。

先日、長年憧れていた『奄美大島』へ、
ひとり旅第2弾として上陸を果たしました!

”奄美大島旅行記”と題し、島でみたモノ、感じたコトを綴っていきたいのですが、今回は、ココ行って次ココ行って…の時系列は多少無視し、場所やトピックごとにサクサクまとめていこうかなと思います!

奄美を知ろう

奄美大島、名前は聞いたことあるけど、どこにあるんだ?沖縄らへん…?という方、結構多いのでは。

位置で言うと、沖縄本島と鹿児島本土の真ん中あたり、
”奄美群島”は鹿児島県に属します。
奄美大島をはじめ、喜界島や徳之島、与論島や沖永良部島など、美しいビーチを連想させる島々が”奄美群島”に含まれます。

偉そうに書いてますが、わたしも初めての奄美。

ネットで仕入れた映える観光スポットを巡るだけでは、島の文化に触れられずもったいない!と言うことで、到着してすぐ、『奄美パーク』へお勉強しに行きました♪

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雨でした。笑

島の北部に位置する空港から、車で5分ほどのところにあり、奄美の島々の自然や文化を学べる、観光拠点です。
各島のガイドブックや、フリーペーパーもたくさん置いてありました!情報収集にも。

奄美の風景を描いていた画家・田中一村の美術館も併設されています。

美術館の建築もとても魅力的だったのですが、今回は奄美パークのみ見学することに。大人310円で、有料展示や小さなシアターも観覧出来ます。

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この日はわたし以外お客さんはいなくて、パークのお姉さんたちも暇そうにしてましたが(笑)、優しく案内してくれました。

展示自体はわりとすぐ見終わってしまいましたが、
「奄美…これから見てまわるぞ〜!」のスイッチが入るいい時間でした♪

いつか徳之島にも行きたいな…
と思い、ガイドブックをもらって帰る。

海、森、集落

奄美というと、海のイメージを強く持っていたわたし。
今回も、当初はスキンダイビングに初挑戦する予定でしたが、天候に恵まれず中止に…。かなり良さげなショップさんだったので、ぜひ次の機会にトライしたい所存です。泣

しかし!奄美の魅力は海だけにあらず!

訪れて、初めて気づいたのですが、森・山の多いこと!
市街地から市街地へ行こうと思えば、山を超えてのアクセスになります。
以前、はじめて石垣島に行ったときにも、
「結構山があるんだな〜」と感じたのですが、もっとです。笑

そしてこの森は、まるで亜熱帯のジャングル。
ハイビスカスや月桃はもちろん、ジュラシックパークで観たような、大きな葉の木々が生い茂っています。

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アマゾンのような風景を楽しめる、「マングローブパーク」。
また、その貴重な自然を守るため、ツアーガイドと一緒でないと入ることの出来ない「金作原原生林」など、独自の生態系が息づいた陸地も、奄美の大きな魅力です!


そしてもうひとつ。
現地で出会った魅力が、”集落”です。

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これは笠利地区のみの案内板なので、ほんの一部ですが、
奄美にはどこか懐かしい”集落”の風景がまだまだたくさん残っていました。

流石に人のお家をバシャバシャ撮るのは気が引けたので写真がないのですが、のんびりお散歩して、島時間に触れるのも、楽しみ方のひとつですね!

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そういえば、奄美にはこのような観光案内板が各地に出ていました。
ふと足を止めて確認すれば、隠れた絶景に出会えるかも知れません!

それから、海沿いの絶景スポットには必ず看板が出ていて、
なんともご親切に「トイレあります」の表記も大きく出ていました。

なんでもない路肩にも、突然駐車スペースや東屋がポツンと出てきて、車を降りてみたら絶景の珊瑚礁!なんてことも何度もありました!

観光客に優しいのはもちろん、島で暮らす人々も、奄美の景色を愛し、ともに生きているんだなぁと感じます。


クロウサギに注意!

奄美といえば、国の天然記念物『アマミノクロウサギ』を連想する方も多いはず。

その名前に地名が入っているように、奄美大島と徳之島にのみ生息する、貴重な生き物で、絶滅危惧種にも指定されています。
(そんなクロウサギちゃんについては、奄美パークでも学べますよ〜)


そんな奄美大島では、山中の道路に、
『クロウサギに注意!』と書いてありました。

『スピード落とせ』のノリで。

なんというか、それを見て、より身近に感じたんです。

”絶滅危惧種”と言われると、本当にいるのかどうか?くらい珍しいもののように感じませんか?もちろん、クロウサギだって滅多に出会えるものではないとは思いますが、本当に、この森のどこかにいるんだなー!と感じたのです。


そのわりに、奄美ドライバーたちに結構煽られましたがね…?

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奄美と沖縄

さてさて。

奄美大島は鹿児島県の離島だったんだね〜!ということで、お天気なんかも、沖縄は晴れなのに奄美は雨。なんてこともあるようですが、
沖縄とよく似た部分もあって面白いなと思ったので、少しご紹介。

まずは”言葉”。

沖縄地方では、美しいことを「美ら(ちゅら)」と表現しますよね。
「美ら海」とか、「美らさん」など、かなり浸透しています。

一方で、奄美地方では、同じく「美ら」と表記しますが、「きゅら/きょら」と読むそう。

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それから、奄美大島の最北端にいる、「夢をかなえるカメさん」に会いに行った時のこと。

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カメさんを撫でると願いが叶う!?というパワースポットなのですが、由来が気になってカメさんの側面を見るとこんな事が書いてありました。

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日本の各地に「浦島伝説」「竜宮伝説」なるものは残っていますが、
”ニライカナイ”って沖縄でもよく耳にしますよね!

どっちが先なんだろ〜?なんて一瞬考えましたが、
どっちも何もありませんよね。

沖縄県とか、鹿児島県とか、歴史上の大人の事情で線引きされただけであって、そんなものよりもっと古くから、近隣の島々でよく似た風習や伝説があるのは何もおかしな事じゃないではないか!(誰?)

もっと言えば、遠く離れたハワイでも、ウミガメは”ホヌ”と呼ばれ、海の守り神として大切にされています。

偉大な海は、人はみーんな、同じ星の上にいることを教えてくれているような気がします。


今回のお宿

最後に、今回のひとり旅でお世話になったホテルをご紹介。

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今回は『伝泊 奄美 ホテル』さんに宿泊しました。

ラグジュアリーなヴィラ宿泊が話題になっている『MIJORA』の方ではなく、ひとり、シンプルに、慎ましくお泊まりしました。笑

シングルのお部屋はとてもコンパクトで、無駄のない空間。

それでも共用部に本や電子レンジなども完備されていて、すごく心地よい滞在が出来ました!一人旅の方にホントおすすめ!

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それから、アメニティに地元のモノが使われていたのが、個人的にかなり高ポイント!絶対に買って帰ろう!と思っていた月桃茶を、まさかホテルで飲めちゃうとは思いませんでした。

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コーヒーも、近隣の『豆と麦』さんのモノでした♪

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これまた共用部に置いてあったMAPやパンフレットを頂き、次の日の計画をねりねり出来て有り難かったです。

無類の風呂好きとしては、バスタブのないシャワールームだったのが少し残念ですが、ほんの2日くらい我慢します、できます。笑


◇◇◇

第一話はこんなところでしょうか。

またのんびりですが、巡ったところを紹介していきたいと思います。
お楽しみに〜♡

Thank you for reading!

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<追記>

いつもありがとうございます!
奄美大島の旅レシピ(@lipppu_jp)を貼っておきますので、コチラもぜひぜひ!ご覧ください!


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