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朝の会、帰りの会 2週目のふりかえり

息子と近所の子どもたちのために、オンラインで朝の会・帰りの会をやってみて2週間が経った。記録と学びのシェアを置く。

やってみるまでのこと

1週目のふりかえり


2週目にあったこと

・どなたか存じ上げないが、学校の音楽の先生が作った星野源さんの『うちで踊ろう』のリコーダー譜をわたしのFacebookでシェアした。それを見たメンバーの一人が、「みんなでセッションをしてみない?」とアイディアを出してくれた。朝の会で提案して、帰りの会でセッション。各自印刷して、練習してくる。1人4小節ぐらいを担当。リコーダーがない人は木琴で参加。Youtubeで星野さんの原曲を流して画面共有しながらやってみたら、Zoomではリコーダーの音を拾いにくい(音域や周波数の問題?)、音が遅れて届く、などがわかった。想像していた通りにはならなかったけれど、実験できたことや、みんなで取り組めたことがうれしかった。アイディアを出してくれたメンバーに感謝!またなんかやりたい!

・近所に、3束500円と破格の値段で花束を売っているお花屋さんがあるとメンバーがFacebookでシェアしていたのを見て、みんな買いに行っていたね、と笑い。花瓶をカメラ前に持ってきて集合写真!花園!

・「子どもが熱出しちゃった!」とLINEで連絡がきた家庭があって、ちょっとひやひやしたけれど、風邪だったようでよかった。来週からまた参加しますとのこと。お互いを少しずつ気にかけあえる場は、ありがたい。オンライン診療の情報などもLINEで行き交う。いざというとき、相談できる先が増えて心強い。

・近所の旅館で家族4人で宿泊したよー!というメンバーが、朝の会に入ってくれた。「箱根の温泉旅館に来ているていで」というのがおもしろかった。すぐそこにいるのに!!

・人によって出すクイズのテーマが違っていておもしろい。医療がお仕事のメンバーがきょう出してくれたのは、「細胞」!!

・感染症拡大予防のため、公園の遊具や広場が封鎖されたことについて情報交換し、驚きと悲しみの感情の共有をする。


2週目のふりかえり 〜コミュニティ・ビルディングの観点から

・参加率が下がった日も、セオリーをもっていると一喜一憂したり、慌てなくて済む。

立ち上げは勢いがよく>>その後勢いが落ち>>横ばいになり、(ときに緩やかにゼロに落ち)>>場の守人の試行錯誤とは関係ないきっかけによって突然回復し>>落ち着く

・コミュニティは、同心円状に熱量の高い順に、 ①必ず来る人、②ほぼ来る人(時々休む人)の2つの層の人たちに支えられている。熱量は、場に対するコミットメントや実際の参加頻度。場として成立しているからこそ、その外円(一度だけ来た、まだ来ていないけれど気になっている)のメンバーには「朝晩、毎日やってるから、来たいとき来て」と言い続けるられる。

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・もし誰も来なくなったら、それは必要とされていない場なので閉めてよい。それまではやるつもりを新たにする。幸い誰も来ない回というのはなかったので、まだ必要ということ。我が家も必要としている!

・「親子セットで、約束して頻度高く来る」のは難しいだろうなぁとは思いながらやってる。複数児いる家庭だと、調整するのにまず疲れる、ということがある。あとはツールや進め方や「気」が合わないなども起こる。人間なのでいろいろある。できるだけ参加しやすい方法を模索しつつ(個別に気持ちを聞いてみるなど)、こちらも軸はぶらさず。

・来る人は来る。何かが合うのだろう。何が合うのかは、結局のところはわからない。精一杯はやるけれど、「場にはコントロールできないことがある」「自分にはわからないことがある」は、場づくりにおいてとても大事な抑えどころ。

・LINE等の連絡ツール(ツールというよりプールpoolという感じだな)では、「きょうもやってるよ」「こんなことしてます」「いつでもどうぞ」のメッセージを地道に流し続ける。来られなくても「動いている」ことをお伝えしていく。

・この会の目的は、
 ・子どもたち同士のつながりをつくること
 ・子どもたちの日課をつくること

の2つ。誰のための場なのかを明らかにすることが大切。副次的に親にもよいことがある。でもそれはあくまで副次的なもので、最初からメインで狙ってはいかない。

・みんなで一緒にやれることがあると「つながり」の意味がふえる。リコーダーセッションみたいなことを思いついたら、またやりたい。


今週もはじまりました

自分にできることは、まずは心身を健康にしておくこと。
健やかな場をつくって、人の心身の健康に貢献すること。
依頼された仕事でも、プロジェクト型の仕事でも、ボランタリーな活動でも、プライベートな交流でも。

この場に参加できない人にも、「こういうやり方があるんだ、できるんだ」と知ってもらえるだけでも、うれしい。
やってみたい人には、仕事として場づくりの相談にものれる(詳細★

当初の休校期間は5/6まで。さて、そのあとどうなるか?

今週もはじまりました!