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2022年11月20日(日)福岡1000日目。

福岡に来て昨日で1000日目。
早いのか遅いのか・・・もういろんなことがありすぎて・・・
昨日までの事はすべて幻のような休日の午後。
別にどうということもない月曜日。
一人で少しだけ自分を褒めてやる。
よくやった。でもまたこっからだ。

東京在住が長くそれも仕事のためと住んでいただけ。九州に戻ろうと決めて帰り住んだ場所は福岡。元々大分の人間としてはここはまだまだ知らない街。全然わからない街。縁もゆかりもなく、ただ大きな街だという印象しかない。強いて言えばかみさんの出身地だということ。それだけの事で選んだ街。店のある六本松という街への興味も極めて限定的だ。仲間も友人も多くはない。そもそもそんなに積極的に作らない。距離は大事だとこの二年半で思い知らされた。

福岡では本が売れないという言葉を、訪れたすべての本屋に念仏のように聞かされてそれでも何か打開策はあるはずだと思い、始めた本屋の仕事以外に興味を持つことがない。そこに全ての時間を費やすことが還暦前の初老の男に残された唯一の生きがいだと思っている。趣味もいらないし、福岡に行きたい場所もあまりない。

一人の時間を大事にして、また知らない誰かに日々接するために孤独も大切な時間。常にニュートラルでいたいし、ここの生活にハマるつもりもない。定住など興味もない。ここでの営みがある程度答えを出せばまたどこかへ。でも先日目指す形が見えてきた。それを実現していくためには時間はかかる。衰えは日々感じる。でもまだやり残していること本屋から伝えなければならないことが山ほどある。限界まではやるしかない。

本屋稼業は遊びじゃ出来ない。毎日が闘いだ。

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