あなたは他人に優しいですか？
それとも他人に厳しく自分に厳しいですか？
自分に厳しく、他人に優しくなりたいひつじです。

先日とあるテレビ局でやらせがある事実を発表していた。
その後、番組MCのダウンタウンの松本さんがTwitterで、「こういう時オレはスタッフをあまり責める気になれなくてねー。一生懸命なのは知ってるしねー。でも番組の性質上ウソだとしたら
アカンなー。」と呟いていた。
自分の心にガツンと響いた。
歳を重ねて周りにこうゆう事を言えるだろうか…？
そんな事を考えてしまった。

少なくとも今の自分には言えないだろう。
お客様に迷惑がかかったらダメだと思っているので、徹底的に追求してしまうと思う。
何でそんな事をしたの？後の事考えなかったの？
良かれと思ってした事が逆にお客様を困惑させてしまったり、怒りに変えてしまう。

後輩指導で色々ぶち当たる事がある。
責任感のある心優しい後輩A君
お客様から電話で問い合わせを受けていたＡ君。商品の紹介をして終了。翌日Ａ君不在の為、その事を知らず電話を受け取った私。お客様も電話を受けた担当の名前を忘れたそう。今日はその申し込みをしたいという旨の電話だった。一通り希望を伺い、手配する。別の手配担当者がちょうど同じ方に電話をしていた。同じ内容だ。もちろんお客様は唖然とする。怒りはしなかったものの恐らく不信感を抱いたのは間違いないだろう。
お客様が欲しい（だろう）と求めてないのに思い込みで手配をかけてしまったのか、売り切れそうだから（親切心で？）手配依頼をかけたのか、顔を合わせてないので確認は出来ないけど、何で一言「いかがされますか？」が言えなかったのかと考えてしまう。
ある時は「少々お待ちください」からだいぶ待たせてしまって怒られていた。よく考えると少し前に先輩から「みんな忙しいからある程度の事は電話で対応してもらわないと！」と言われていた。今思うと彼の親切心で出来るだけお客様に応えてあげたいと思う気持ちがあって、そうなってしまったのではないかと思う。

教育係の私は使用期間を経た後も何かと質問されたりする。きちんと物事教えたい私は昨日も時間を割いて提案書のチェックをしていた。
無事に彼は受注でき、連絡してきたのだけど、丁寧ゆえ電話で経緯と全てを話そうとしていた。次の約束が迫っていた私は「いいから結果は？」とつい言ってしまった。そして心のどこかでお礼を期待していた私は「ありがとう」がない事に更に悲しくなった。自己嫌悪だ。
きっと彼は承認欲求があって、私もそれ以上に承認欲求がすごいんだと思う。

だからこそ松本さんのスタッフを信頼する姿勢と愛ある言葉にすごく衝撃を受けた。

優しくなりたい。

どんな事が起こってもやさしい人でありたい。

そんな事考えてたら、何で自分は無情で薄情な人間なんだって思う…。
小さい時の愛情が足りてないからADHDになった、ASDになったと言われると納得してしまうんだけど、
心の持ちよう？根本的な部分が変われるのならば、本当にやさしい人になりたい。

長文お読みいただきありがとうございました🐏