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入社1年目の新人デザイナーがレスポンシブデザインについておさらいしてみた

こんにちは!
新人デザイナーのH.K.です。
今回はレスポンシブWEBデザインについて調べたことをまとめてみました。
Webデザイナーとしてのスキルアップを目指している自分と同じ境遇の方には、ぴったしの記事となっているので、ぜひ最後までご覧ください!


そもそもレスポンシブWEBデザインって

レスポンシブWEBデザインとはざっくり簡潔にいうと、「PCからタブレット、スマートフォンまでどんなデバイスでも見やすく使いやすいWebサイトにするための手法」のことです。大きな特徴として、PCからスマートフォンまで、1つのHTMLとCSSで対応させる点がありますね。

レスポンシブWEBデザインのメリット

ユーザビリティ向上のレスポンシブWEBデザイン

モバイルデバイスの普及に伴い、レスポンシブWEBデザインは重要性を増しています。ユーザビリティ向上はその中でも大きなメリットの一つです。レスポンシブデザインにより、ユーザーは異なるデバイスでウェブサイトにアクセスしても、一貫したユーザーエクスペリエンスを享受できます。画面サイズや解像度に応じてコンテンツが適切に調整されるため、情報の見やすさや操作性が向上し、ユーザーはストレスなくサイトを閲覧できます。結果として、ユーザー満足度が高まり、サイトの利用率やコンバージョン率も向上につながります。

Google評価向上とSEO対策強化

レスポンシブWEBデザインは、Googleからの評価向上とSEO対策の強化にも大きく貢献することができます。Googleはユーザー体験を重視し、モバイルフレンドリーなウェブサイトを好む傾向にあります。
レスポンシブデザインは、異なるデバイスに適応するための最適な方法であり、モバイルフレンドリーなサイトとして評価されます。その結果、検索エンジンランキングが向上し、より多くの潜在的な訪問者にアクセスしてもらえる可能性が高まります。レスポンシブデザインはSEO戦略の一環として取り入れることで、ウェブサイトの可視性とアクセス性を向上させることが期待できます。

ファイル管理と更新の容易性

レスポンシブWEBデザインでは、ファイルの管理・更新が容易になります。従来の別々のモバイルバージョンやデスクトップバージョンを作成する必要がなくなり、1つのレスポンシブデザインで全てのデバイスに対応できます。これにより、ファイルやコンテンツの管理が単純化され、更新作業も効率的に行えます。一つのデザインで全てのデバイスに対応するため、修正や変更が必要な場合も一箇所で行えるため、ミスや不整合が減少します。また、ファイルの数が少なくなるため、サーバー容量や帯域幅の節約にもつながります。結果として、ウェブサイトの管理負担が軽減され、効率的な運営が可能となります。

ここまで、レスポンシブWEBデザインのメリットを見てきました。
これらのメリットやそれに伴うデメリットをバランス良く考慮し、適切なデザインを制作することが重要です。
さて、次のセクションでは、レスポンシブWEBデザインを構築する際のポイントを詳しく見ていきましょう。

レスポンシブWEBデザインで気をつけるべきポイント3選

ヘッダー・メニューの挙動に注意

レスポンシブWEBデザインを行う際に重要なポイントの一つは、ヘッダーとメニューの挙動です。ユーザーが様々なデバイスでウェブサイトを閲覧する際に、ヘッダーとメニューが適切に動作し、使いやすいことが求められます。
モバイルデバイスでは、画面サイズの制約から通常のヘッダーやメニューが十分に表示されないことがあります。そのため、モバイル用にメニューアイコンやドロップダウンメニューを実装するなど、適切なUIパターンを選択する必要があります。また、タッチ操作を考慮してメニューの項目間の間隔を広げたり、タッチ可能なサイズに調整することも重要です。レスポンシブデザインでは、ヘッダーとメニューの使いやすさを最優先に考え、ユーザーがストレスなくナビゲーションできるよう工夫することが求められます。

パーツごとのレイアウト処理

レスポンシブWEBデザインを構築する際に重要なポイントの一つは、パーツごとのレイアウト処理です。異なるデバイスや画面サイズでウェブサイトを閲覧するユーザーにとって、コンテンツのレイアウトが適切であることが重要です。
テキスト、画像、ボタンなどの各パーツは、画面サイズが変わるときに柔軟に調整される必要があります。これを実現するためには、CSSのメディアクエリやフレキシブルボックスモデルなどのテクニックを駆使して、パーツごとに最適なレイアウトを設計する必要があります。また、重要な情報や機能が隠れないように注意することも重要です。
レスポンシブWEBデザインでは、パーツごとのレイアウト処理を丁寧に行い、ユーザーがどんなデバイスであっても快適にコンテンツを利用できるように配慮することが不可欠です。

アクセシビリティへの配慮

レスポンシブWEBデザインを実装する際に欠かせない要素の一つが、アクセシビリティへの配慮です。
アクセシビリティは、すべてのユーザーがウェブサイトに簡単にアクセスし、コンテンツを理解できるようにすることを指します。異なるユーザーのニーズに対応するために、適切な色彩、コントラスト、フォントサイズなどの設定を行うことが重要です。また、キーボード操作やスクリーンリーダーを使用するユーザーにもウェブサイトが利用しやすいように工夫する必要があります。レスポンシブWEBデザインでは、画面サイズが変化する際にもアクセシビリティを維持するために、柔軟なレイアウトや操作性を提供することが求められます。アクセシビリティへの配慮は、すべてのユーザーにとってより良いエクスペリエンスを提供するために不可欠な要素です。

最後に

今回は、新人WEBデザイナー視点でレスポンシブWEBデザインを調べてみました。WEBデザインという業界のなかではかなり一般的な考え方である、レスポンシブWEBデザインを改めて学びなおすよい機会となりました。
今回の記事を通じて、インプットの質を上げ、より魅力的なサイトを作れるようになっていけたらと思っています。
引き続きの購読をお待ちしています!

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