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オンライン日本語授業の初心者の心得

こんなところに書いてもそんなに需要ないかもしれないんですけど…

オンラインで授業を教えている方々、
特に外国人に日本語を教えている先生、トライアルレッスンで気を付けていることってありますか。

先日、文化庁が主催する日本語教育の授業実習に参加したんですが
いくつか指摘をうけたこと、わたしも気を付けていること、などなどこちらに書いていきます。

ウォームアップの時間
はじめての授業って、お互いはじめましてで、相手のことあまり知らないと思うんですが
もちろんレッスンする前になんとなく名前や国籍、これまでの学習歴などわかっている場合もあるとは思うんですが…どのぐらい相手を知ることに時間をかけていますか。
パワポなどシェアするものがあるとき、画面共有するまでのはじめのウォームアップにどのぐらい時間をかけていますか。
やっぱりお互い知らないことだらけで、相手も緊張している状態だとは思うので、媒介語でも
少しはお互いのこと話してもわたしはいいんじゃないかな、って思っています。
まだ授業を本格的にスタートする、契約が決まっている、ということでなければ、先生のことを売り込むという意識も必要です。

目をあわせる
オンラインレッスンに慣れている人で、使用しているパソコン以外にモニターがあったり、カメラがある方、カメラ目線できてますか。わたしは普段、エンジニアの方に日本語を教えることが多いのですが
なかなか人の目を見て話すのが苦手な方がいます。そういうとき、少し寂しくはなります。(もう慣れましたが)
教師も、目線があわなかったり、明らかに横を見ていると生徒さんは距離を感じてしまうと思うので
できる限り特にはじめは目をあわせることを意識したほうがいいのではないでしょうか。

③生徒が何かを"得た"という体験
当たり前ですが、授業で楽しくおしゃべりするだけ、では生徒はお金を払ってまでその人のレッスンを受けようとは思ってくれません。生徒にとって、わからなかったことが"わかった"経験や、"新しい発見"や"学び"がないと、次につながらないと思います。
生徒が「あ~そういうことなのか!」と何かを"得た"経験を1つでも与えられたらいいですよね。

当たり前のことが多いかもしれないのですが
オンライン授業初心者の先生に少しでも参考になればいいな、と思います。

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